![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
加藤純子、ばんひろこ、最上一平、田部智子、石井睦美、五人の作家による奇妙な話のアンソロジー。「はじめから好きじゃなかった」七菜(ルビ・なな)はぼうぜんと、携帯の画面を見つめた。失恋のつらさから、すがる思いでさがしだしたのは、ある掲示板。うわさでは、恋に悩んだとき、この掲示板に書きこむと、うまくいくようになるという……。「奇妙な掲示板」ほか、全5編収録。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
迷宮ヶ丘シリーズ。初めて読みました。
5人の作家さんが各々奇妙な「迷宮ヶ丘」のお話を書いています。
表題の「奇妙な掲示板」。失恋した少女が掲示板に書き込みをします。だれもがうらやむような女の子になりたいです等々。それが実現してしまうのですが、なかなか素直に喜べない感じのお話です。
作中では決定的に怖いことにはなっていませんが、その後が怖い…?と感じるお話が多かったです。
面白かったのでほかの迷宮ヶ丘も読んでみたいと思いました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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