![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
イギリスからの留学生ボビーが、アンの家に見学にやってきた。 ボビーのひいひいおじいさんは、外交官秘書として明治時代の日本にきて、鹿鳴館で、ある女性と恋におちたらしい。 アンとリックは、その女性・スズコのなぞをとくのに、協力することになる。
ファッション大好きでセンス抜群なアンと、クールな歴史マニアのリック、性格が正反対の2人が活躍する歴史ミステリーシリーズ第4弾!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「ええと、鹿鳴館は3年がかりで、明治16年(1883年)に完成した。二階建てで総レンガづくり。総工費はおよそ18万円。」 「安い。」 「明治時代のお金だからね。いまだったら億単位の値段だよ。外務省予算がなくなるような大金だったって書いてある。」 「ダンスパーティのために、そこまでしたの? よっぽどダンスをしたかったのね。」 「てか、日本も西洋なみのことができるってアピールをしたかったんだ。〜」(本文より) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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