

*************************** さあ 花さんたち、 きょうも 森の みんなに えがおを とどけようね ***************************
大好評! 「もりのえほん」シリーズ第4弾は、花のことばがわかる、おおかみさんの物語です。
おおかみさんは、花のことばがわかる森の花屋さん。毎日花たちと、森の動物たちに笑顔を届けたいねと話しています。そんなおおかみさんのお店には、たくさんの動物たちがやってきて、思い思いに花を買っていきます。ある日、おおかみさんは花の配達へ行きました。うさぎさんがパーティーのコサージュ用に黄色のチューリップを注文していたのです。ところがうさぎさんはケガをして、すっかり落ち込んでいました。そこでおおかみさんとチューリップは、あることを思いつきました。どんなことでしょう?
「花には誰かを幸せにする力がある―」「誰かを幸せにすることが自分の幸せにも繋がっている―」そんなことを感じさせてくれる、ふくざわゆみこさんの心温まる物語。
*** 『もりのはやなやさん』の見どころ ***
■どの巻にもさり気なく同じ動物たちや場所が登場し、物語の世界がどんどん広がりを見せます。どこに誰が描かれているか探してみてくださいね。 ■一筆一筆ていねいに描かれた動物たちや草花も、物語をふくよかなものにしています。 ■ホテルで繰りひろげられる、森の動物たちのパーティーも見どころです。
*** 対象年齢 ***
読んであげるなら 3歳から 自分で読むなら 小学低学年から

素敵な世界観のふくざわゆみこさんが紡ぐもりのはなやさん、
店主がおおかみさんというのが新鮮です。
もちろん、とても素敵な心根のキャラクターで、
しかも、花のことばがわかるんですって。
花のことば、確かに新視点です。
そして、おおかみさん以外にはわからないようですが、
ほら、ちゃんと伝わっているのが素敵です。
チューリップが、「えがおって うつるんだよ」と語りつつ、
巧みにゼスチャー。
気落ちしていたうさぎさんも、笑顔に。
かくして、ダンスパーティー会場へ。
お、このもりのホテルって…。
花いっぱいの展開に、生花だけでない楽しみも。
落ち着いた店主ならではの展開に、拍手!
(レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子1歳、女の子0歳)
|