
親子の気持ちがかさなりあう、はじめての山登り遠足
ちいさな てで にぎる、まあるい おにぎり。 おべんとうばこを あけるまでの ちいさな だいぼうけん。
行事と食べもののよみきかせ絵本、第1弾!! きみちゃんは、今日、保育園の遠足で、はじめての山登りに行きます。 朝早く起きたきみちゃんは、はりきってママといっしょにおにぎりを作りました。でも、きみちゃんは、うまくにぎれなくて、おにぎりがくずれてしまいます。そこで、ママはある工夫を……。 小さな手でにぎるはじめてのおにぎり、それを持ってはじめての山登りに行く女の子のようすをあたたかく、細やかな絵で描きます。

きみちゃんが、自分で作ったおにぎりを持って遠足に行くお話なんですが、お母さんが素晴らしい!
忙しい朝、お母さんがお弁当を作っていたら、
わたしがおにぎりを作りたい!
ときみちゃんがやってくるんですが、優しく教えてあげるんですよね。
私なら、また休みの日にしようね、て追い返してしまうかも。。。
自分でやりたいという気持ちを大切にする、きみちゃんのお母さん、母親の鏡です。
きみちゃんはきっと、自分で作ったおにぎりを持っての遠足は、良い思い出になったことでしょう。
子供にもっと優しく大らかにならないとなぁという気持ちになれる絵本です。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子3歳)
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