この絵本、すごくいいです!特に春の遠足やピクニックシーズンに読むのにピッタリの絵本です!!
お話は、遠足に持っていくおにぎりを自分で握ろうとする女の子きみちゃんのお話です。
やっぱり最初はお母さんのようには上手く握れない。でもお母さんはラップを用意して簡単に握れるよう工夫してくれます。
自分で握ったおにぎりが嬉しくて仕方ないきみちゃん。
でも遠足の途中でアクシデント発生!!転んでしまって、リュックからお弁当が飛び出してしまい・・・
きみちゃんと一緒にハラハラドキドキしながらお弁当を開けると、そこには美味しそうなお弁当がページ一杯に広がっていました!!
きみちゃんのおにぎり弁当だけでなく、お友達のサンドイッチ弁当や、お稲荷さん弁当も本当に美味しそう♪
読み聞かせしながら「僕はこれが食べたいな〜」と子どもとの会話も弾みます。
フォークに結んであるのは・・・お母さんからのお手紙!こんなちょっとしたことからも、お母さんのあふれる愛情が伝わってきて、温かい気持ちになりました。
裏表紙は、きみちゃんが握ってくれたおにぎりを食べるお母さん。
そして、ピンクと黄色の春色おにぎりレシピもさりげなく載っていて、本当に素敵な1冊だと思いました。