
嵐のつぎの朝、海辺で見つけたたいへんなもの。家に持ってかえってみたら……。 恐竜?モンスター?こいつはいったいなんなの?
大きさは生まれたての子ネコぐらい。長い首に馬みたいな頭。体にはヒキガエルみたいなイボイボがあって、海ガメのようなひれと、ワニみたいなしっぽ。 カースティが見つけたふしぎなたまごからうまれたクルーソー。おじいさんのガミーによれば、「ケルピー」とか「水馬(すいば)」とかいうものらしい。最初は小さかったけれど、どんどん大きくなって……。もうおふろのなかじゃせますぎる!
これが、カースティ一家のあたらしい家族、クルーソーです。

ディック・キング=スミスの作品は大好きです。
小1の息子にはまだ手ごわい本かもしれませんが、一緒に読んだ後は
必ず読み返しています。
動物物が多い作者ですが、今回は恐竜。
とっても楽しく読み進めていましたが、まさかラストにあんな
ロマンに繋がっていたとは感激しました。
登場人物の男の子のアンガスの船乗り言葉も軽妙でテンポ良く、
息子の感覚に合っていたようです。
ますます、ディック・キング=スミスの世界にハマリそうです。 (クマトラさん 40代・ママ 男の子7歳、男の子2歳)
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