![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
毎月読みたい、季節にぴったりの童話たち──シリーズ「おはなし12か月」
現代を代表する一流童話作家の書きおろし。 物語の楽しさを味わいながら、日本の豊かな季節感にふれることができます。 上質なイラストもたっぷり。低学年から、ひとりで読めます。 巻末の「まめちしき」で、行事の背景についての知識が高まります。
七夕をテーマにした「七月七日はまほうの夜」は、りえ、みな、ゆかの女の子3人組が主人公。3人は、暑さをしのぐために行った神社で、古い小屋を見つけた。そこで出会ったおばあさんが、流れ星になって落ちてきた織姫さまだと聞かされ「織姫さまが天に帰れますように」という願いごとを書いたたくさんの短冊を笹に飾る。すると……。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
いわゆる、「七夕伝説」の続きを描いたお話でした。
年に1回しか好きな人に会えない、それなのに毎日仕事を頑張らなくてはいけない…。このお話を読みながら、「どうしたら織り姫様は幸せになれたのだろう」と考えずにはいられませんでした。
大人が読んでも読みごたえのあるお話だと思いました。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子5歳)
|