![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
「えーんえん!」ねずみさんが泣いています。大きく開かれた赤い口は見事に半月の形にくりぬかれています。 ページをめくると、ねずみさんにつられてねこさんが泣いています。ねずみさんよりももっと大きくくりぬかれた口で泣いています。 さらにページをめくると、ねこさんにつられて今度はうさぎさんが泣いています。ねこさんよりももっともっと大きくくりぬかれた口で泣いています。次々に泣きだす動物たちにつられて今度は子どもまで泣きだしてしまいます。 ページをめくるたびに、切り抜かれた大きな口のアーチがどんどんと重なっていき、最後は一体何になるのでしょう?思いっきり大きな声でたくさん泣いたあとは、みんなが思わずにっこり笑顔になる七色のあの素敵なものが登場しますよ!
誰も思いつかないようなユニークな発想で子どもも大人も魅了する、よねづゆうすけさんのスタイリッシュな「しかけ絵本」。ページをめくり「しかけ」が重なるたびに「驚き」が「確信」にかわる瞬間、「なるほど〜!!」と思わず感嘆の言葉が口をつくのです!ボードタイプの「しかけ絵本」だからとてもしっかりしていて、何度めくっても大丈夫。何回みても驚いちゃうのです。
世界中で作品が読まれているよねづさんは、ボローニャ国際絵本原画展の入選により、海外出版社から絵本を出版し、活躍されている絵本作家さんです。言葉を越えて感動を届ける素敵な「しかけ絵本」はちょっと他にはないギフトとしても喜ばれそうです。 同じシリーズでは、同じ動物たちが登場する『もぐもぐもぐ』もおすすめですよ。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ねずみさんがなくと、ねこさんもえーんえん! みんながどんどん泣きだして……さいごに何がでてくるかな?楽しいしかけ絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
はじめはねずみさんが泣いていて、ねこさん、うさぎさんとみんなつられて泣き出してしまいます。
ぶたさんくらいからは、えんえん泣いてるお口がとっても大きくて、泣き顔にも迫力があります。とっても大きななきごえが聞こえてきそうです。
みんなの泣き顔ばかりに目がいってしまいますが、左側のページではだんだんなにかができ始めていて…最後はとってもハッピーな気持ちになれる絵本でした。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子7歳)
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