
アルノはパパからサッカーボールを買ってもらって、嬉しい反面、「大事にするのよ」とママに言われて、ちょっとビクビク。ピカピカのボールをもって外に出ると、当然のように「そのボールであそぼう」と、知らない子から誘われます。 初めてボールを地面に置く瞬間の気持ち、やがて試合にのめり込み、アルノがゴールを決め、試合終了。 サッカーに熱中して、家に帰るのがすっかり遅くなってしまい、ママはぷんぷん。でも、そんなことどうだっていい、ぼくたちはいい試合をしたんだ、とアルノは満足だったのです、というお話。

お絵かき大好きのアルノのまた登場です。
タイトルのサッカーボールに、おや体を動かすことにめざめたかな?と思い、開いたら、やっぱり絵を描いていました、サッカーボールの。(笑)
試合用の本物のサッカーボールなんですね。
パパが買ってくれたんですね。
体も動かせ〜!って事かしら?
でも、ママの「大事にするのよ。パパがいいボールを買ってくれたんだから。」の一言が、ブレーキになっちゃったかな?
ボールを持って外に出て、サッカーの試合を見ているうちに、小さな子に声をかけられ、、一人二人とゴールのあるサッカーをする場所を探しながら仲間ができて行きました。
そして、アルノはサッカーの楽しさを知ってしまったのです。
家に帰ってからのママの小言なんかもう聞こえていないでしょう。
黙っていたパパは、きっと心の中でガッツポーズをしているんじゃないかしら? (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子17歳)
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