![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
希望を捨てずに生きのびた少年の勇気の物語
1943年10月、イタリアの首都ローマのユダヤ人居住区。12歳の少年エマヌエーレは、ナチスドイツ軍がユダヤ人を連行する混乱の中、その場から逃げだし路面電車の中に身をかくした。 停留所を一つ、また一つと乗り越し、息をひそめて市内を揺られていく。 見つかったら、強制連行されてしまうのだ。
これは、ナチスによるユダヤ人強制連行から逃れ生きのびた少年の実話を元にした希望と勇気の物語だ。
【編集担当からのおすすめ情報】 「もし、自分にできることがあるなら、先ずはそれをすること。小さなことでいい、一人一人が何か行動すれば……」 これは、少年をかくまった路面電車の車掌さんのことばです。 今もリアルに同じ様な少年がいるかもしれないことを思い出させてくれます。
路面電車に隠れて3日間過ごし逃げ延びる前半は、ドキドキハラハラの連続。 希望を捨てなかった少年の感動物語です。
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