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生き物たちの命の輝きが力をくれる絵本
動物や昆虫など生き物の命の輝きを力強く描く木版画家・たけがみたえの創作絵本。 すがすがしく晴れた朝。窓辺のこけしの元に、さまざまな生き物がやってきます。 みんな「いてもたってもいられない」様子で、生き生きと命を謳歌しています。 それを見ていた窓辺のこけしは、ふと、自分の中の「いてもたってもいられない」気持ちに気づきます。自分の内側から湧き起こるわくわく、うずうずする気持ちがはっきりと分かったそのとき、こけしにあっと驚くことが起こります。 読後は、心になんだか力が宿り、新しい一歩を踏みだしたくなるような一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】 胸が高鳴って、どうしようもなくワクワクする、そんな瞬間を切り取った絵本ができました。 「自分の中の<いてもたってもいられない>気持ちに焦点が合ったときは、不可能も可能にするくらいの力が出るものです」と語る、著者のたけがみたえ氏。 独特の版画技法で力強く鮮やかに描かれた生き物たちの「動」と、窓辺でじっと外を見つめるこけしの「静」の対比が面白い絵本です。

「居ても立ってもいられない」という気持ちを考えました。
きじばとだって、みつばちだって、いもむしだって、その気になれば行動できるのに、何をがまんしていたんでしょう。
それにひきかえ、そんな生き物が動き回っているのを見せつけられてはたまりません。
そんなこけしの願いがかないました。
こけしだって歩きたいのです。
たけがみたえさんの「居ても立ってもいられない」気持ちが伝わってくる絵に迫力を感じました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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