![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
アナは三人姉妹のまん中で11歳。うちはお人形を作って売るお店です。ある日、パパたちの故郷ロシアから、いとこのタニアが来て、しばらく一緒に住むことに。でもタニアはうちとけず、まったくしゃべりません。同じころ、近所で野良ネコが子ネコをうんで…? ネコの親子を見守りながら、いとこの力になろうとがんばる少女の姿をいきいきと描く物語。20世紀初頭のNYの移民街を舞台にした、『うちはお人形の修理屋さん』の続編。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
前作「うちはお人形の修理屋さん」から始めたお人形屋さんは順調なようで良かったです。
ロシアから移民してきたアナとおない年のいとこタニア。
言葉も生活習慣も違う国で暮らすのだからタニアの態度も分かる気がします。
なかなか心を開かない彼女にとってアナが贈ったお人形はとても大切な存在で唯一といっていいお友達だったのだろうと思いました。
ネコに対するアナの態度は彼女の姉が言うとおりたいへん勇気のある行動で私もネコを哀れに思っても思うだけでアナのように行動はできないでしょう。
杉浦さんのかわいい絵も好きです。こんなすてきなお人形、私も欲しいです。
まだ子供たちなのにみんなお人形づくりもお人形の洋服づくりもすごい技術だなーとうらやましく思いました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
|