![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ウサギの男の子ソロモンは、 ふつうのウサギですが、 ひとつだけとくべつなところがありました。 いつでも好きなときに、 さびたクギに変身できるのです。 鼻をかきながら、つま先をもぞもぞ動かせば、 ソロモンはクギになります。 そして、「ぼくは、クギじゃない。ウサギだ」 と思うと、ウサギの姿にもどることが できました。
ある日、悪いネコにナイフをつきつけられたソロモンは、 クギに変身して、逃げましたが、変身したところをネコに見られてしまい、 クギの姿のまま、つかまってしまいました。 ソロモンは、逃げることができるでしょうか?
人気絵本作家スタイグの、ドキドキの展開にクギづけになる絵本です。
夏休みのある日、丘の上でめずらしいチョウを 追いかけていたソロモンは、おそろしいネコに 出会い、クギの姿のまま捕らえられてしまいます。 ウサギの姿にもどると、シチューにされてしまうと 知ったソロモンは…?
大人気絵本『ロバのシルベスターとまほうの小石』の ウィリアム・スタイグによる、ゆかいで楽しい絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
クギに変身できるなんて、すごい技ではありますが大変なこともいっぱいです。
まさかの展開には驚きました。
突然現れた悪いネコにも驚きました。
スピード感のある展開から一転して、クギとして家に打ちつけられたソロモンは、長い時間をそのままで過ごすことになりました。
身動きできないままでよく無事でした。
火事で焼かれても、よく無事でした。
変身できるなんて得意になっていたら、とんでもない災難でした。
普通が一番です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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