![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
町はずれにぽつんとたつ、小さな仕立て屋さん。ある日、店の前にたいこのばちが落ちていたので、「落とし物、おあずかりしています」と、はり紙をしたところ……、ばちをうけとりにきたのは、鬼の少年。つぎの日の夜にもたずねてきて、たいこをなおしてほしいというのですが……。 仕立て屋さんは、鬼の少年に、鬼の家の宝だという金の針をたくされ、天や森の仲間たちともかかわることに……。ふしぎで心あたたまる物語。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
天候を左右する空の上の太鼓、難しい縫い物を簡単に仕上げてしまう金の針、そんな道具を直したり使ったりする主役の平井さんにホッコリしてしまいました。
自分の名字が「平井」だからという理由は反則でしょうか。
小説や童話で、意外と目にしない名字ですが、こんな物語に登場すると、自分自身がとてもいい人に思えてきます。
好きな画家のこみねゆらさんの絵が、あまり目立たないのですが、主人公に免じて、目をつぶります。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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