![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
きょうも ちいさなこどもたちが やってきて こういいます。 「ねえ おじさん おはなし してよ。」
おはなし上手なねずみのイソップが、「じゃあ、こんなのは どうだい?」と語り始めます。もちろん、語られるお話は有名なイソップ寓話。奴隷だったイソップが、理不尽な思いを寓話にして語ったとされるものだけに、まさに物語の原点を体感する構成です。さらには、おはなしについて、イソップねずみと子ねずみたちが、新解釈を繰り広げます。これが、「イソップねずみのイソップものがたり」シリーズの魅力。『きつねとぶどう』に続き、今回は子ねずみたちのリクエストに応じてねずみのおはなしです。
ライオンに捕まったねずみが、「いつかきっとあなたを助けるから」と言って許してもらい、それが現実となるエピソード。子ねずみたちは、このおはなしから、とっておきの教訓を得たようです。
しもかわらゆみさんの絵は、とてもリアルなのに表情が豊かで魅力的。現実では見たこともない、涙目のライオンが、印象的です。
(中村康子 子どもの本コーディネーター)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
お話上手なイソップねずみが語り手となって、イソップ寓話を物語るシリーズ。第二弾は「ライオンとねずみ」です。ねずみがライオンを助けるお話に、聞いていた子ねずみたちは「やったぁ」と大喜び。その中でいちばん小さいねずみが「ライオンはありがとうっていったかな」と自信なさげにつぶやきます。するとお兄さんたちが自信を持って答えます。「もちろんだよ!」「そうやってともだちになるんだよ!」。誰かの力になれる喜びとすこやかな友情が心を打つ、傑作絵本の誕生です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
イソップのこのお話はよく知られています たくさん本もあります
この絵本はねずみのイソップおじさんが こねずみたちの話してあげるという設定がなかなかいいです
あるひのことです
ライオンのと知らずに よじ登ってびっくり!!
ライオンの怖い顔 とてもリアル 怖い顔の描き方がいい
「ごめんなさい どうかゆるしてください いつか きっと
あなたをたすけるから」そう約束して にがしてもらうのです・・・
「そんなことあるはずがない」と ライオンは笑うのですが・・
人間の猟師のわなに捕まった ライオン もがいても 逃げられず・・・
そんな時 あのねずみが 縄をカリカリカリ・・・とかじり助けてあげたのです
「だって やくそくしたでしょう?」
だれにだって できることはあるものです
ねずみの この言葉に 感動しました!
それぞれ自分にできることをもっているんだよと教えられました
ライオンとねずみがともだちになったかどうかは? わかりませんが?
いいおはなしです!
かしこいねずみに拍手です! (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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