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父のレストランをうけついだ洋吉が、小人から本ものの味について教えられる、珠玉ファンタジー。
安房直子さんの創作のお話し
まほうをかけられた舌は、 レストランの主人だったお父さんが亡くなって独りぼっちになった洋吉少年が お父さんの味を継いでレストランを継ぐ事になるのですが・・・・
若くてなまけものだった洋吉は、お父さんの味を知りません。
ある時 地下室で見かけた小人がお父さんのレストランの味を教えてくれたのですね
お父さんの味を 舌が教えてくれ 小人が導いてくれるのですが・・・
本当のところは、お父さんだったのかも知れませんね 導いてくれたのは・・・
遠藤さんの挿絵も可愛く
少年が成長していく様子がよくわかりました
父の偉大さを感じたのかもしれません
生きると言うことを考えさせられました
魔法にかけられたような地下室の様子は興味深く 安房さんのお話しのうまさを感じました
その他にも
コロッケが五十二
青い花
海からのおくりもの
ライラック通りのぼうし屋
楽しませてもらいました
安房さんのお話しもっと読んでみたいと思いました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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