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![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
獣と鳥が争っていました。コウモリは、鳥たちが強いときはコウモリは鳥たちの、獣たちが強いときは獣たちの味方をしました。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
とてもずるいコウモリに憤りさえ感じてしまいます。獣の一族と鳥の一族は、長い間喧嘩をしていました。お互いに嫌っていたので争いはなかなか終わりません。獣たちが勝てば、コウモリは獣たちのところに出かけて行って、獣の仲間だと言い、鳥たちが勝てば鳥の仲間だと言うし、信用出来ないなあと思いました。獣たちと、鳥たちが仲直りした時には、みんな揃って睨みました。「ずるいぞ。いつでも強い方にくっつきたがるなんて。誰の仲間にもなれないぞ」と言われたコウモリは、逃げ出しました。誰もいない薄暗い洞窟に住み付きました。だから今でも洞窟にはコウモリがいるのです。そしてコウモリは、夜しか外に出かけないのです。と、コウモリのことがわかりました。仲間外れになるのは、当然だと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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