![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
アメリカ副大統領に飼われているうさぎのマーロンくんは、すてきな彼氏と結婚したいと思いました。 でも偉そうなカメムシに反対されて…。
全米で話題、40万部のベストセラー絵本。
本書の主人公、ウサギのマーロン・ブンドは実在するウサギです。 アメリカ合衆国副大統領マイク・ペンス一家がワシントンの公邸で飼っているウサギで、ペンス氏の妻と娘がマーロンをモデルにした絵本を刊行しています。
アメリカの有名コメディアン、ジョン・オリバー氏が、2018年3月に自身のテレビ番組内で本書の刊行を発表しました。直後から大きな話題となり、わずか数か月で40万部超のベストセラーとなりました。 ジョン・オリバー氏と番組側が制作した本書は、ペンス氏の妻と娘が刊行している絵本の「パロディ」という形態をとっています。
この絵本の物語は、それぞれの個性を尊重しあう大切さ、枠にあてはめることの無意味さ、友だちを応援する優しさを子どもたちに伝える絵本となっています。
だれもが幸福になる権利を持っていて、その形はさまざまであっていい。 日本語タイトル「にじいろのしあわせ」には、そんな思いがこめられています。
また、本書の売上の一部を、LGBT支援活動に役立てるため、以下の団体へ寄付いたします。 【認定NPO法人 ReBit(リビット)】https://rebitlgbt.org
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
絵本が出版された当時副大統領だったマイク・ベンスさんは、同性婚やLGBT政策・権利拡大に否定的だったそうです。
この絵本はそれを揶揄して制作されたわけですが、どの年代のどの性別の人が読んでも分かるように、柔らかい内容となっています。
絵本の中で、カメのノロノロさんが言います。
「だれでも ふつうと ちがうところは あるでしょ。ふつうとちがうのは いけないことなんかじゃないわ」
なんて素敵な発言なのでしょう。
そして、普通を押し付けるカメムシに、
「おまえなんか リーダーじゃない!」
と叫んで追い出したマーロンたちは、なんてかっこいいのでしょう。
あらゆる年代のあらゆる性別の人たちに、ぜひとも読んでいただきたいと、心から願います。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子22歳)
|