![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
「今もアフガニスタンの地で、自分たちの権利を必死で守ろうとしている女性たちがいることを、どうかわすれないでください」 ――解説・清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授、アフガニスタンにおける女性人権問題研究家)
かわいそうに、まごむすめのナスリーンは、 学校に行くことをきんじられ、両親をタリバンの兵士に連れていかれ、 ひとことも口をきかなくなりました。 これはなんとかしてあげなければなりません。 そのころ、あるうわさを耳にしました。 家のそばの通りにある、みどり色の門。 そこには学校が……女の子のためのひみつの学校がある、と。
ナスリーンの心のまどをひらきたい―――おばあちゃんの願いと、勇気と、「ひみつの学校」が、小さな奇跡をよびおこす。 今から20年ほどまえのアフガニスタンで、ほんとうにあったおはなしです。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
タイトルの「ほんとうにあったはなし」というのが気になって、手に取りました。
アフガニスタンでは、タリバンに支配されてから、女の子は学校に行けなくなったのだそう。これは両親を奪われ、心をとざしたナスリーンのお話です。
学ぶということを体験し、「たくさんのまどがひらかれた」という表現がありました。学ぶということの尊さが身に染みます。
今もアフガニスタンの地で、自分たちの権利を守ろうと闘っている女性がいることを忘れてはいけないと思いました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
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