![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
“いきたくないけど”といいながら、かよ子が学校へ出かけた日、原爆がおとされた。“なぜとめなかったのだろう”母は、自分をせめながら、平和の願いをこめて、桜の苗木をうえるのだった。被爆体験をもつ作者が、万感をこめてつづる本当の話。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
作者の 山本典人さんも 被爆されていました
このお話は 1945年8月9日午前11時2分に長崎に落とされた原爆で亡くなった 一人娘の かよこさんの お父さんお母さんの思いを書かれた 実話です
城山小学校で 学徒報告隊員として働いていた かよこさんは 原爆で焼け死んでしまうのです
お父さんとお母さんは幸い 生きていました。
しかし娘を捜し回り 城山小学校で見つけたのです その時の哀しみ 荼毘にふすのですが・・・・ 涙が出てきました!
お父さんは「自分だけが悲しいのではない 戦争のために たくさんの人々が 哀しみを背負って 生きているのだ これからは 一緒に 哀しみを乗り越えて生きぬこう」と毎日泣いていたお母さんを励ますのです!
そして お花の好きだったかよこさんを忍んで・・・・
城山小学校に「さくらの木を植えさせ下さい」と学校に頼みに行くのです
今もなお 城山小学校には さくらの木が春の入学式の頃に美しい花を咲かせているのです
かよこさんたちの 魂がやどった 平和を願う さくらの木
戦争は 人々を無惨に殺します
二度と 核兵器を使わない!
核兵器は廃絶すべきだと思いましす
日本も核兵器禁止条約に批准すべきだと切に願います!!
子ども達にも読んであげたい お話です (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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