![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
え、え? これ、だれのこと? 私? ・・・と読んでて言いたくなっちゃいます(笑)。
外ではきれいにしてるけど、うちにいるときは、ぼさぼさ頭の博士みたい。 ぼくとおにいちゃんがけんかをすると、両脇で首をかかえて、プロレスラーにへんしん(プロレスラーって?と5歳になったばかりの娘)。 おねえちゃんが花びんを落っことしそうになったら、イチロー選手にへんしん(イチローせんしゅって?と娘)。 となりのねこがいなくなったら、探偵(たんていって?と娘)。 こんな感じで4、5歳の子ども(とくに女の子)にはわからない単語も並ぶのですが、なんとなく面白がって読んでいます。
そんなおかあさんが、風邪をひいてしまいました。 顔は真っ赤、熱も高そう。 かぞくは心配でしょんぼりした雰囲気です。 「みんなで、おかあさんのぐあいがよくなるように、ほしに、おいのりしました」 (・・・母が風邪ひいたとき、これくらい心配してくれたらなあ・・・とちょっとうらやましい読み手です)
さて、つぎのつぎのひ、ぐあいがよくなったおかあさん。 みんなとってもうれしそう。 おかあさんはきょうもげんき。 そうそう、おかあさんはげんきでいなくちゃねっ。 読み手の母もちょっと励まされました。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
着実に版を重ねる『うちのかぞく』シリーズの第6弾! たにぞうこと谷口國博と日本を代表する絵本作家・村上康成のコンビが、家族をテーマに描くシリーズ絵本の最新作。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
どこの家のお母さんもこんな感じなんだろうな〜と読みながらちょっと気恥ずかしい気持ちになりました。お母さんが普段からいろんなものに変身して万能に生きている様子が分かりやすくて楽しいです。でもお母さんが風邪ひいて寝込んでる時は、お祈りだけじゃなくてお手伝いしてほしいな〜と思ってしまいました。 (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子8歳)
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