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幼い時に生まれ育った飯舘村を追われた凜ちゃんは、小学校は避難先の仮設住宅から隣町のプレハブ仮設校舎へ通い始め、その後も転居・転校を重ねて卒業…、今なお続く原発災害の現実を子どもたちたちを通して伝える。

家族のアルバムのような写真絵本なのですが、文章が心に突き刺さって来ました。
200年以上もの昔から続く家に住んでいた、四世代11人の大家族が、福島原発事故で、離散し、流転し、帰る家を失いました。
のみならず、放射能の恐怖を忘れることは出来ません。
事故当時三歳だった凜ちゃんの10年を追い続けながら、どうしても天災だけに原因を封じめることが出来ません。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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