
さむい夜のこと。かあさんぐまは、ぼうやをねかしつけています。と、そのとき、ゴホン!ゴホン!ぼうやが、せきをした。でもぼうやは、せきどめのおくすりをのみません。かあさんぐまは、かんがえて…。ベストセラー『どんなにきみがすきだかあててごらん』の作家ジェラームの絵本です。
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冬の夜、くまの子のサムがゴホンゴホン。せきをし始めました。おかあさんぐまは、せき止めシロップをスプーンにそそぎ飲ませようとしますが、サムは「おおすぎるよ。」などいろいろ理由をつけ飲もうとしません。うちの子供は、かぜをひいた時のことを思い出し、サムがくすりを飲みたくない気持ちが分かったようでにやにやわらったり、「ちゃんと飲めるでしょ。」とサムをからかったりします。おかあさんぐまの名案でサムはくすりを飲みました。とてもあたたかくてやさしい気持ちになるおはなしでした。 (あおいそらさん 20代・パパ 女の子3歳)
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