![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
内容:ふたごのこぐまルルとララは、裸んぼで寒そうな木にセーターを編んであげることにしました。――思いやりの心と自然の恵みが伝わる絵本。 解説:思いやる心と自然の恵みが伝わる絵本。暖かい気持ちが胸に広がります。 ふたごのこぐま、ルルとララは、はだかんぼで寒そうな木に、緑色の毛糸でセーターを編んであげたいと思いました。 セーターあみのシカのおじいさんのところへ行って、早速相談。でも、しかのおじいさんはとても忙しく、緑の毛糸も切れていたので、おじいさんに毛糸の作り方と編み方を教わって、編み始めます。 ルルとララのところにやってくる森の友達たちは、毛糸だまに寄りかかって一休み……のつもりが、ついお昼寝してしまいます。不思議なことに、緑の毛糸は、ぽかぽか暖かいのです。 セーターはできあがりました。が、仕上げに夢中だったルルとララは、冬ごもりの用意をなんにもしていなかったのです。ため息をついて、木を見上げるとそこにはみんなからの贈り物が! しかもその後、もっと素敵な不思議なことが起こります。 作者の優しい語り口と暖かい絵が見事に調和した作品。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
ふたごのこぐま、ルルとララは、1本の枯れ木を見つけました。赤や黄色のにぎやかな森の中で、1本だけ裸で寒そうなその木に緑色のセ−タ−を編んであげることにしました。ふわふわのわたげを緑のはっぱで染めて、やっと完成した時には、雪が降っていて、ふたりは何も冬支度をしていないことに気がつきますが・・・。
ふたりの優しさが、裸の枯れ木だけでなく、みんな(読者も含む)の心も暖めてくれます。お話もほのぼのしていていいですが、ましませつこさんの絵がとても素敵です! (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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