
ニモルくんは、遊んでいたおもちゃや食べかけのおかしもすぐに飽きてしまいます。そんなある夜、もったいない王国の魔法使いが現われて、ニモルくんを小さなネズミにしてしまいました。その魔法を解くには、なくしたものや大事にしなかったものを、もったいない王国から取り戻さなくてはいけません。ニモルくんは、コンセントカバーの奥にある、もったいない王国へと出発しました。
ミシンこうじょうでは、てぶくろやぼうし、くつしたなどを見つけだし、おかしのくにでは、食べかけのチョコレートや飲みかけのジュースなどをさがします。そのほかにも、おもちゃのまち、ぶんぼうぐがっこう、やさいのもりなどで、大事にしなかったものをさがします。
なくしたものを全部見つけたニモルくん。ところが、「みずのうきしま」から、水がどんどん流れ落ちているのを見つけると…?
細部まで描きこんだ、楽しい絵さがし絵本。ものを大切にすることを伝える一冊です。

絵がとってもかわいらしいのですごく気に入りました。あと、探しながら遊べて子供たちと隅々まで楽しめそうで、楽しそうな本だと思いました。また、きっとどの子にもあるような無くしたおもちゃ、食べ残しなど、もったいないという言葉を子供たちにイメージで教えてくれて、いい本だと思いました。子供たちにとって役立ってくれそうな1冊です。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子13歳、男の子6歳)
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