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![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
はなちゃんにいたずらして怒らせてしまったゆうくん。 仲直りしたくて悩んでいるみたいです。
そんなゆうくんの前に現れたのが、ふきだしのフッキー! フッキーはゆうくんを外に誘うと、モノの声を聞こえるようにしてくれました。
例えば、信号無視された信号機。 フッキーが信号機の前にやってくると、
うえ〜ん!! むしされたよう・・・
と大泣きしている声が聞こえてきました。 無視をされると誰でも辛いもの。 信号機だって同じです。 ぼくは絶対無視しないよと誓うゆうくん。
フッキーがいれば、モノは話すことができます。 でも、ゆうくんはフッキーがいなくても話すことができます。
仲直りがしたいなら、「ごめん」を言えばいいんだよと、フッキーは言います。 それでも、ゆうくんははなちゃんを前にすると、こわくて「ごめん」が言えません。 もし許してくれなかったらどうしよう・・・ そんな不安な気持ちが、ゆうくんにはありました。
ケンカをするのは簡単だけど、仲直りするのは簡単ではありません。 ゆうくんはフッキーに優しく背中を押され、もう一度勇気を出します。
「ごめん」を伝える大切さだけでなく、困っている人に寄り添う大切さも教えてくれる絵本です。
(近野明日花 絵本ナビライター)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ゆうくんが、いたずらをしてしまったはなちゃんに「ごめん」が言えなくて悩んでいると……。 そこへ、ふきだしのフッキーがやってきました。
モノの気持ちを代弁してくれるフッキー。さっそく、色々なモノの声を聞かせてくれました。 「いたい、いたい、ふまないでー!」ゆうくんが踏んづけて履いている靴の声。「うえーん、むしされたよう…」信号無視された信号機の声。「おいていかないでー」お皿に残されたブロッコリーの声。「おてがみ、ちょーだい!」郵便ポストの声……。 色々な声を聞かせてくれたフッキーは、「モノは話ができないけれど、ゆうくんは自分の気持ちを話せる。だから、仲直りをしたいなら『ごめん』って言えばいいんだよ」と教えてくれました。 はなちゃんを前にして、なかなか言い出せないゆうくんですが、フッキーが口の前にきてくれて……。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
なんとふきだしが主役です。ユニークで素敵です。
お友達とケンカをした男の子が謝りたいけど謝れない…、そこをフッキーが手伝ってくれます。
でも、結局フッキーはきっかけ作りをしただけで、ごめんなさいは男の子自身で言うことが出来ました。そこがとてもよかったです。
小さい子はふきだしが何かはわからないかもひれないけれど、絵も可愛いし、じゅうぶん楽しめると思います。 (じっこさん 40代・ママ 女の子10歳、男の子7歳)
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