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たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

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嘘吹きパスワード

嘘吹きパスワード

  • 児童書
著: 久米 絵美里
出版社: PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2023年01月18日
ISBN: 9784569880877

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
四六判上製/240ページ

この作品が含まれるシリーズ

みどころ

インターネット。そこはウソとホントの入り混じる、危険と希望の海。

文字でつづられた言葉がウソかどうかを見破ることができる「嘘吹き」の力を持った少年「錯(さく)」と、正義感の強い少女「理子」が、インターネットにまつわる事件を解決するため奮闘する『嘘吹きネットワーク』の続編です。

前作で小学六年生だった理子と錯は、本作では中学生に。彼らのもとに粋(すい)と名乗る少年がおとずれたことから、あたらしい物語が動き出します。
錯のいとこだという、この粋という少年。じつは、ネット犯罪に特化したインターネット・セキュリティのプロフェッショナルだというのです。そんな粋が錯のもとをたずねた目的は、「嘘吹き」の力。
「錯の能力って偉大で、俺らの仕事に必要不可欠なんだ。錯がいないことで仕事がとどこおったら、日本の国防すら危うくなりかねない」
嘘吹きとして生きることを避けたい錯は、説得に応じません。しかし粋は、錯を連れもどすまでは自分も帰る気はないと、夏休み中いすわることに!

こうしてあらたに個性的なキャラクターを加えて、錯と理子の二度目の夏休みがはじまります。まさかこの出会いが、おおきな秘密と危険をはらんでいるとは知らずに──

フェイク情報や、ネットいじめにまつわる事件を通して、インターネットにはびこるウソとの付き合い方を読者に問いかけた前作『嘘吹きネットワーク』。その続編である本作では、インターネットの世界にはびこる悪意について描かれています。

素性を偽ってターゲットに近づき、ウソで相手を従わせる者。思いもよらない方法でパスワードをつきとめ、さまざまな個人情報を盗み出す者。理子と錯がいどむことになるインターネットの悪意ある者たち、その手口の巧妙さには、おとなでも背筋が寒くなるはず。
気をつけてるから平気。知識を持ってるから安心。情報発信はしてないから大丈夫。インターネットとは、そういう油断がまったく許されない世界なのだと、あらためて突きつけられたように感じました。

前作出版から二年が経ち、インターネットを取り巻く環境はさらに劇的に変化をとげています。とくに近年は、コロナウイルスのパンデミックをきっかけにインターネットはより生活と密接になっています。便利なだけではなく危険とも隣り合わせのネット世界で、身を守っていくにはどうしたらいいのか。インターネットのリアルなトラブルを通じて、情報社会を生き抜く指針を示した一冊です。

(堀井拓馬  小説家)

出版社からの紹介

第38回うつのみやこども賞を受賞した話題作、『嘘吹きネットワーク』の待望の続編!
ネットの情報に息を吹きかけ、その揺らぎによって対象が事実かどうかを見分けることができる「嘘吹き」という能力を持つ、中学1年生の錯。そして、錯と同じ小学校出身で優等生タイプの理子とその親友の鞠奈。そこへ、ネット犯罪に特化したホワイトハッカーであり、錯のいとこと名乗る粋が現れる。錯と粋の特殊能力と理子と鞠奈の協力によってSNS上のトラブルを解決に導いていくのだが……。
スピーディな展開の結末には、予想だにしなかったどんでん返しが待ち受ける!
SNSの発達によって個人情報の管理が難しいこの時代。自分の情報を「守る力」と、相手が何者なのか「判断する力」の重要性が増しています。パスワード対策やハッキング能力の重要性に触れながら、嘘と自分の関係をめぐる物語。
【目次】
●ハッキングパレット
●承認欲求カモリスト
●トモダチのミカタ
●イツワレル・ジブン

嘘吹きパスワード

嘘吹きパスワード

ベストレビュー

内容は面白い

「嘘吹き」という能力を持つ錯を取り巻く中学生4人の会話で主に話が進んでいきます。
根底に「嘘吹き」という能力があるからこその話の展開ですが、全体的にインターネット、SNSなどの危険性についての説明が延々と続きます。
時々理子の友達の話で具体例が出てきたり、鞠奈と粋のやり取りでパスワードの大切さを示したり・・・とあり、とにかくインターネットの取扱説明書のようです。

それでも心の揺れ動きなどは感じられるので、ちゃんと話として成立していて面白いです。
ただ、中学1年生でここまで考えたり知識があったりというのは微妙・・・なので、年齢設定は微妙に思います。
(hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)

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