![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
【櫻いいよ初の本格ファンタジー小説シリーズ第1巻】 明日はいい日になる、世界は素敵だ。――そんなの、嘘だ。 中学一年生の少女が迷い込んだのは、異種族とひとが共存する、残酷な世界。
【あらすじ】 学校からの帰り道で川に落ちたことをきっかけに、人間とは異なる見た目の“じゃない者”と、いわゆる人間“ひと”が共存する不思議な世界に迷い込んだ、中学1年生の冥(めい)。真っ黒な制服姿で突然現れた冥は「言い伝えにある、この国を滅ぼすカラスだ」と考えられ、この国の王族たちから命を狙われる身になってしまう。一緒に川に流されたはずの双子の弟・涅(くり)の行方を探すべく、冥はこの世界で出会った“じゃない者”たちや、奴隷の少年の助けを借りて世界を旅することになるが……。
【目次】 0:それは、終わりのはじまり 1:冥と涅、カラスと蒼衣 2:カラスと奴隷と水の者 3:カラスとひと≠ニじゃない者 4:カラスとメイと、これから 0:おわりはもう、はじまっている
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