
学校で新しい漢字を覚える。友だちと遊ぶ。本を読んで感動する。こうしたわたしたちの生活における行動や心は、すべて頭の中にある脳によって生みだされています。 近年、脳の研究が進んでわかったことがふえてきました。しかし、それでもいまだなぞの多い器官です。 この本では、脳のしくみと基本的な働きを解説しつつ、未解明なことや最先端の研究についても紹介しています。
1巻では、「見る(視覚)」「においを感じる(嗅覚)」「味を感じる(味覚)」「聞く(聴覚)」「ふれる(触覚)」といった五感と、「動く、走る」といった運動にかかわる脳のはたらきを紹介します。
【主な特徴】 @章の導入は、身近な現象の疑問をマンガで展開し、興味づけを行い、なぜそうなっているのか、脳のしくみとはたらきを分かりやすく、図やイラストを用いて、解説しました。 A「○○のおもしろ情報館」では、その章で学んだ、面白い情報やおどろきの情報を紹介します。 B「ほかの生きものとくらべてみよう!」では、色々な生きものの情報を紹介し、学んだしくみやはたらきを比較できます。 C「チャレンジ」コーナーでは、実際に体験できるふしぎな現象を紹介しています。 D「すごいぞ!研究員さん」では、理化学研究所で進められている最先端の研究内容を、分かりやすく紹介しました。将来の研究員を育てる、キャリア教育につながります。
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