|

ティモシーとサラは川で自分のつくった水車をまわしていましたが、 ティモシーのだけはまわりません。心にのこる宝物はなんでしょう。

双子のティモシーとサラ、今回は男の子のティモシーが主人公のお話。
ティモシーとサラとおとなりのスーザン(「ティモシーとサラのパーティー」で引越してきた女の子)が小川で遊んでいて、草で水車を作るんだけど、ティモシーのだけ回らなくて悔しくなって立派な水車を作ろうと決心。本物を見に行って研究してかっこいいのができて、小川でクルクル回るのを眺めていました。ところが、居眠りしている間に、水車がなくなってしまって、泣き出してしまった。夜、寝ていても水車のことばかり考えてしまって眠れないティモシーに、お母さんが、「なくしてしまったたいせつなものは みんなそこにあるの」と、胸を指さしました。
いつも女の子と遊んでいるティモシー、自分だけできないっていう悔しい気持ちが、男の子っぽいなあと感じました。ちょっとしたことでも、ちゃんと完成させて、それを見守るお父さんもステキです。出来上がった時は本当に嬉しそうだったのに、かわいそうだなあと思いました。「ぼくなにもわるいことしてないのに・・・」ってお母さんに言ってる姿が切ない。けれど、お母さんの言葉が胸にしみました。大切な思い出となっていつまでも胸に残る、それがわかってティモシーはすごく成長したと思いました。 (ぽぽろんさん 20代・ママ 女の子4歳、男の子2歳)
|