今日も、バイオリンひきのヘクターは、大のなかよしイヌのヒューゴといっしょに街で演奏しています。ヒューゴはヘクターのひくバイオリンが大すきで、楽しいときも、かなしいときもいつもいっしょ。 そんなある日、世界的に有名なクマのピアニストのニュースを見たヘクターは、老いぼれてしまった自分の音楽に落胆し、バイオリンをしまい手にとろうとしなくなりました。 ため息ばかりの生活を送るヘクターに代わって、イヌのヒューゴはバイオリンを手にし…。
楽しいときも、かなしいときもいつもいっしょに過ごしてきた友だちどうしの心温まる物語。
第11回 MOE絵本屋さん大賞2018 第10位受賞作『クマと森のピアノ』待望の続編!
人生において大切な何かを気づかせてくれる翻訳絵本。
子供たちにはまだ少し内容が難しいのか、一度読んだきりですが大人の私にとっては少し胸がピリッと痛むような感覚が残る一冊でした。
自分が好きだったことが、自分の夢が、友達の方があまくて、夢を叶えていくのを近くでみるなんて辛いですよね。頑張って!応援しているよ!なんて言えたら上等で、やっぱり胸の中はモヤモヤしてしまうでしょう。この本のラストは綺麗な感じで終わっていますが、友情の美しさよりそちらの方が心に残りました。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳、男の子3歳、女の子1歳)
|