![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
★リンゴちゃんは、リンゴ山に住むマイちゃんのおばあちゃんが作ったリンゴの顔のお人形。マイちゃんとなかよしです。ところがある日、リンゴちゃんは、おかあさんがいて何でも持っているマイちゃんのことがうらやましくなって、くやしくなって、家をとびだしました! なきながら歩いていると、タンポポさんや、やさしいイヌさんと出会い、リンゴちゃんの道づれになりますが、リンゴちゃんはどんどんさびしくなって……。 ★リンゴの顔をしたお人形、リンゴちゃんが主人公の幼年童話『リンゴちゃん』(2003年)『リンゴちゃんのおはな』(2004年)『リンゴちゃんとのろいさん』(2005年)は、世界で一番わがままな人形という設定と、気鋭のイラストレーター、長崎訓子氏が描く個性的なビジュアルが強いインパクトを与え、読者の子どもたちの熱い支持を集めました。 角野栄子が「一番お気に入りのキャラクター」と語るリンゴちゃん、15年ぶりの待望の新作です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
「リンゴちゃん」は擬人化されたリンゴではなく、マイちゃんのおばあちゃんが作ってくれたリンゴのぬいぐるみです。
ちょっとわがままで、ちょっと困ったちゃんなリンゴちゃんですが、子供らしいと言いますか、そういう部分って誰にでも持っているよね・・・とも思わせてくれる絵本です。
それだけ素直に感情を表すところ、実に小さな子供の心情をよく描いているなぁなんて思ったり。
きっと、子供の行動の裏にはそれなりの想いや気持ちがあるのだろうな・・・と改めて考えさせられるシリーズにも思います。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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