![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
夏の間、家族は青い大きな家で過ごします。 コオロギが歌う庭、小川のほとりのカエル、子どもたちのわらいごえ・・・。 いつしか夏が終わり、家族がいなくなった青い大きな家は静まりかえっています。でもそこには・・・。 夏の緑のなかにひときわ鮮やかにたたずむ青い大きな家。 リアルな情景描写と、詩のような味わい深い訳文が心にしみます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
青い大きな家は夏の間に過ごす別荘のよううちらしく、その他の季節はひっそりとしていますが、
それでも四季の移り変わりがあり、家の中にも外にも変化が見られます。
文章が詩のようで、季節と家の様子を静かに語っていく感じ。
静かで落ちついた時間の流れを感じる絵本です。
青を基調とした絵が見た目にも清々しく、ひと目でハンスレーベンの絵とわかりますが、
ペネロペシリーズとはまた違った感じがします。
文章や絵の感じは好きなテイストだなあと思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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