![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
ロバ、イヌ、ネコ、オンドリが連れだって、どこに行くのでしょう? そう、みんな、ブレーメンの町を目指しています。今のつらい暮らしから逃れて、幸せになるために。 同じ夢を持って旅の仲間になった4匹が、歩きに歩いて日暮れにたどり着いたのは、森の中のどろぼうの家でした。窓からのぞくと、テーブルにはごちそうがどっさり。4匹は知恵と力を合わせて、さあ、どうする? 永遠に愛されるブレーメンの音楽隊の物語を、格調高いイラストと、大型サイズでお届けする、他にない豪華な一冊。親子で何度も読みたいグリム童話の決定版絵本です。
ゲルダ・ミューラーさんは『庭をつくろう!』などで日本でもファンが増えつつある、オランダ出身の実力派イラストレーター。緻密で繊細な表現には定評があり、この絵本でも山や森の豊かな表現は、目を見張る美しさ。ページが大きいので、広がりある風景描写が映像のようにドラマチック。動物たちの表情もリアルで声が聞こえてきそうですよ。ネコ好きの筆者は、ついついネコのかわいい仕草に釘付けに。後半のダイナミックな展開も、たっぷりお楽しみください。
(長安さほ 編集者・ライター)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
家をおいだされたロバ、イヌ、ネコ、オンドリの4ひきは、ブレーメンをめざし旅に出ます。 おなじみのグリムの名作を、『庭をつくろう!』『ソフィーのやさいばたけ』などで定評のあるゲルダ・ミューラーが描いた作品。 登場人物たちや、背景の豊かな自然をていねいに写実的に描きこんだ、上質な安心感がある一冊です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
このお話は グリム童話でよく知られています
私もいろいろ読んでいますが この絵本は絵がきれいで 風景が楽しめるしロバたちの表情がいいんです
年をとり人間から 役に立たないから殺されそうになった 猟犬の気持ちを ロバが聞いてあげているところなんか なんだか じーんと来ます
役立たずは殺してしまうと言う 人間たちからのがれて
ロバと猟犬とネコとオンドリたちは ブレーメンをめざして旅に出るのですが、途中の森の中で 一軒の小屋を見つけ どろぼうたちが 盗んできた ごちそうを食べているのを見るのです
みんなが いっせいに 声の限り叫んで どろぼうたちを追い出し ごちそうにありつけたのです
どろぼうの一人が戻ってきたのですが みんなで 退治しておっぱらうところは 圧巻です
4ひきは 協力して 自分たちの幸せな生き方を守ったのです
協力すること 仲間と一緒というのが 心強いですね
絵が ステキで じっくり楽しめる ブレーメンの音楽隊でした (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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