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ねむれない よる ベッドを そっとぬけだし ぐねぐねみちを あるいてく。 てに もっているのは ちいさな ふね。 おがわのふちの みなとに、ふねをうかべると……。
ちいさな船はぼくをのせ、川をくだり、やがて海へでます。 そこに待っていたのは、朝。 圧倒的にまぶしい太陽の光、その光をうけて輝く海。 前進する喜びが、ページいっぱいにあふれます。 心もいっしょに旅するような、美しい絵本です。
表紙の絵に惹かれて読みました。
現実と現像が交錯する、芸術ともいえる素晴らしい世界が綴じられていました。
ナカバンさんの作品がもともと好きなのですが、この絵本は、とくに大好きです。
何度でも旅したくなる、ほんとうに魅力的な一冊です。 (なーお00さん 30代・その他の方 )
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