
段ボール箱の中からこねこが顔をのぞかせています。 育ててみたら…… こねこじゃなくてライオンだった!? (ひろった女の子は、ライオンのたてがみにリボンをつけて結んであげます)
トカゲをつかまえたけど育ててみたら…… ワニだった!? (わあ、大きい! 2匹のワニが入るとお風呂はぎゅうぎゅう。女の子はワニの歯を歯ブラシでゴシゴシ……)
かわいい小さな生きものが、大きくなったらどうなるのか。 こいぬだと思ったら? ことりだと思ったら? ……次に何が出てくるかわからない!
ドキドキしながらページをめくる楽しみ。 子どもにおなじみの動物が出てきたと思ったら、思い込みが裏切られ、世界がひろがっていく気持ちよさがあります。 しかもちょっと大きな生きものに育つところがポイント!? でも最後までこの調子かというと……?
「あけて・あけて」絵本シリーズや「あけてびっくり しかけえほん」シリーズなど、ユニークな発想で子どもたちをアッと驚かせる絵本作りの名手・新井洋行さんのユーモア絵本をお楽しみください!
(大和田佳世 絵本ナビライター)

こねこをひろったけどそだててみたら…… ライオンだった! トカゲをつかまえてそだててみたら…… 動物がだいすきな女の子がいろんな動物をそだてると、思いもかけない姿に成長します。 どんな姿に成長しても、愛情いっぱいに育てた女の子は大満足です。 ページをめくるのが楽しい絵本。

子猫だと思って育ててみたら、ライオンだった。
トカゲだと思って育ててみたら、ワニだった。
「◯◯だと思って育ててみたら」の繰り返しが続く絵本ですが、登場するものが何になるんだろうという、ワクワク感を感じる絵本でした。
5歳になっても、息子はこのタイプの絵本を楽しそうに読んでいました。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子5歳)
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