まっかなトマトのケチャップが、煙突からケチャップをはき出す列車になって、線路を走っていきます。 「ケチャップれっしゃ しゅっぱーつ! けちゃ けちゃ けちゃ けちゃ」
行く先々でケチャップれっしゃをむかえるのは…… みみずのきょうだい、パンダのきょうだい。 プードルのきょうだい、それから鳥たちも!
緑の野原を走りながら、ケチャップれっしゃは 「ぷ ぷ ぷ ぷ ぷちゅ〜〜〜〜〜!」 ホットドッグやオムレツに次々ケチャップをしぼりだしていきます。 しぼる量がどんどんダイナミックになっていくのがお楽しみ!
絵本を読んだら、「ぷ ぷ ぷ ぷ ぷちゅ〜〜〜〜〜!」 「けちゃ けちゃ けちゃ けちゃ」と口にするのがクセになるかも! 「ケチャップかけて〜」が口癖の、ケチャップ好きな子どもたちにぜひどうぞ。 絵本のなかにでてくるパンダオムレツもまねっこしてみたくなりますよ。
どのページも赤い色がまぶしいです。 ケチャップをしぼりだす、ケチャップれっしゃの顔に注目。 見返しの地図には、ケチャップれっしゃが走った線路と時刻表がありますよ。 人気絵本作家ユニット、ザ・キャビンカンパニーの、一冊まるごとケチャップ味がどっしり伝わってくる絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
けちゃ けちゃ けちゃ けちゃとやってきたのは、ケチャップれっしゃ。ケチャップを必要としているのはだれかな?待っていたのは、みみずのきょうだい。このホットドッグにケチャップおくれ。おやすいごよう。ぷぷぷぷぷっちゅ〜!
ケチャップれっしゃしゅっぱーつ!
けちゃけちゃけちゃけちゃ。
このくせになる擬音語がいいですね。
れっしゃがケチャップなので、途中で出会うホットドッグやオムライスに頭からぷっちゅー!
池の中にもたっぷりケチャップをぷっちゅー!
どうするのかと思ったら、カラスがポテトにつけて、いただきまーす!
ザ・キャビンカンパニーさん、ちょっと不思議なお話と個性的な絵がたまらないです。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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