![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
人間の近くでひっそり生きるホンドギツネ、知られざる生きざま
本州以南に広く生息しているにもかかわらず、あまり存在が知られていないホンドギツネの生態に迫る初の写真絵本。人の営みを巧みに利用する野生動物の暮らし方を紹介し、身近な自然について考えるきっかけづくりに役立ちます。巻末のQ&Aではホンドギツネの生態を詳しく解説。人間のそばで暮らすほかの動物についても紹介します。
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・大きな川沿いに広がる河川敷。日本のどこでも見られる風景です。けれどもここにホンドギツネが住んでいることは、ほとんど知られていません。キツネたちはどうして人のそばで、ひっそりと暮らしているのでしょう? ホンドギツネのことを知ると、いつもの景色が少し違って見えるかも。
・本州以南に広く生息しているにもかかわらず、これまで知られることの少なかったホンドギツネの生態に迫る、初の写真絵本です。
・人間の営みを巧みに利用して生きる野生動物の暮らし方を紹介し、身近な自然や、動物にとって人とはどんな存在なのか、考えるきっかけづくりができます。
・巻末のQ&Aではホンドギツネの生態を詳しく解説。人間のそばで暮らすほかの動物についても紹介しています。
・「命のつながり」シリーズ日本の山や海、森や川で暮らす野生生物の姿を通して、多様な環境やほかの生き物との関わりを学ぶことができる写真絵本です。
・野生動物たちの生き様を、長期取材によって撮影された貴重な生態写真を多数、使って紹介します。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
実は人と近い場所で生活していながらその姿を私たちはほとんど見ることはできないホンドギツネ。その姿を愛情ある目線で伝えてくれるのがこの絵本です。
人間の残したサッカーボールなどで遊ぶ子ギツネの姿や、じゃれあう親子の姿は、キツネの世界が私たちの世界と同じく温かいものであることを知らせてくれます。
絵空事ではなく、実際に生きている彼らの姿を写真に残し、そしてその命の物語をまっすぐに伝えてくれるこの絵本です。ひょっとしたら、いつもの河川敷で、キツネに会えるかもしれない。そんな身近な親しみを感じさせてくれます。必死に生きているキツネたちの中にある、ユーモアと切なさ。そんなすぐそばの豊かな自然を知ってもらうためにも、手に取っていただきたい一冊です。 (おおさわきよこさん 50代・その他の方 )
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