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おばあちゃんのかわりになないろ山を救おうと、さちは、じいさんぎつねのもとへと向かいます。みずみずしい文章が美しい口絵と一体になった楽しい幼年向きファンタジー。
なないろ山のふもとに、さちという女の子が住んでいました。さちは、なないろ山が大好きでした。ところがある日、なないろ山から赤いひかりが出ています。なないろ山に何か異変が起きたようです。 さちは、おばあちゃんに頼まれて、助けを求めている山のじいさんぎつねのもとへと向かいます。次々といろいろな色のひかりが現れては消えていく中を、さちはじいさんぎつねが待つ滝へと急ぎますが・・・・・・。 果たして、さちは、なないろ山の危機を救うことができるでしょうか。 おばあちゃんが言っていた「なないろ山のひみつ」とは、一体なんでしょうか。 スピード感あふれるストーリー展開、読者の想像力をふくらませる豊かなイメージ、しっかりとした文体、たのもしい新人作家の登場です。みずみずしい文章と人気絵本作家、林明子さんの美しいカラーのさし絵が一体となって、読者をぐんぐんお話の中へ引き込んでいきます。わくわく、どきどきの幼年向きファンタジー。
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林さんのイラストが好きで読んだんですが、物語とイラストの雰囲気が本当にピッタリでした。
すいこまれるような透明感があります。
物語にどんどん引き込まれていき、あっという間でした。不思議なお話だけど、山は神聖だから、ファンタジー過ぎないようでした。 (lunaさん 30代・ママ 男の子6歳)
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