![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
戦後から70年。あの戦争は何を残し、私たちに何を伝えようとしているのか。
常に新しい表現方法を試み続ける作家・長谷川集平。 1979年に発表、1982年に単行本化した絵本に、 新たに書き下ろしたあとがきを加えた新装版がついに復刊!
友だちのお父さんが得意げに話してくれた、戦争の話。 怖い、でも思わず聞いてしまう少年さとる。 何気ない日常の中に垣間見れる、異様な空気。 彼の中には、しだい次第に狂気が積もっていく。 ダダッ ダダッ ダダッ
★著者あとがきより★ 戦争を美化する巨大な嘘=狂気はぼくらの心に忍び込みます。 さとるがダダッダダッと見えない敵を撃ちながら走る先に明日があり、未来があります。その未来を、今ぼくらは生きています。
※本書は、1982年に理論社より出版された『夏のおわり』を底本に出版するものです。 (c)長谷川集平
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
私は夏のおわりを読ませて頂いて、とても感動しました。これは戦争について、しっかり考えさせてくれます。私は戦争を知らない世代です。けれどもこの本を読んでいると、いつの間にかストーリーの世界に引き込まれていきます。このお話は戦争について考えるヒントがいっぱい詰まっていると思いました。素晴らしい本だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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