![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
料理を店まで取りに行き、注文者の元まで配達すれば仕事は終了。ただそれだけ。 スマートフォンと配達するための自転車やバイク、あとはバッグさえ購入すれば、すぐにでも始められる。それがウーバーイーツの仕事だ。いつ働こうが個人の自由。 しかし、世の中はそんなに甘くない。ネットやSNSでは「ド底辺」とののしられることもしばしばだ。
苦情、恫喝、ときどきチップ。
これは、「誰でもなれる」という落とし穴に落ちた四十路ライターがつむぐ、悲哀と憂鬱の実録ドキュメント。 蔑んでもいい、罵ってもいい。 でも、ここで描かれているのは未来のあなたかもしれない。
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