![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
……まるまる一冊「おに」だらけ!? さいとうしのぶさんがおくる「おにの絵本」、どんな内容なのでしょう。
「おにの おにいさん おにくが だいすき」
人間の住む町で美味しいステーキを出すレストランができたらしい。 だけど、今日は節分の日です。 鬼だとばれたら大変です。
「そうだ! にんげんに へんそうだ!」
ヒョウ柄のトレーナーにおろしたてのジーンズ。ぼうしをかぶって、お気に入りの赤いくつをはいたら、どこから見ても人間そっくり。おにあいです。
早速、山から町におりてレストランを探すおにのおにいさんですが、今日は節分の日。おにんぎょう、おにしめ、オニオンスープ……どこに言っても「おに」だらけ、に聞こえるのです。その度にびくびくドキドキ。バレたらいけません。やっとレストランを見つけたと思ったら、ここにも!!
おにのおにいさんの顔が面白くて愛嬌たっぷりなのは、もちろんのこと。ちょっとレトロな商店街のお店の雰囲気や、美味しそうなたべものも登場して、さいとうしのぶさんの世界をたっぷり味わうことができます。そして、もちろんもう一つの大きな魅力が自由自在な「ことばあそび」で進むストーリー。節分の季節だけじゃなく、年間を通してスキップしているみたいに楽しんでもらいたい絵本ですね。
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
おにの おにいさん おにくが だいすき
鬼のお兄さんは、人間のすむ町にステーキを食べに行きたいけれど、今日は節分。鬼だとばれたら大変です。そこで、人間の格好をして出かけましたが…。「おに」がつく言葉を聞くたびに、ばれたかと思いびくびくどきどき。さあ、ちゃんとステーキは食べられたかな?『あっちゃんあがつく』でもおなじみのさいとうしのぶがおくる、ユーモアにあふれた絵本です。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
さいとうさんの言葉遊びの絵本、面白いですね。今回は「おに」の言葉がでるたびに文字と同じように強調して読みました。最初はちょっと意味がわからない?様子だった我が子たちですが、何回目かの「おに」で色んな言葉におにが含まれているのに気がつき、楽しんでいました。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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