![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
モンゴル民話を下敷きにした、雄大なお話。北斗七星がどのようにできたのか、モンゴルの人々の星への思いを形にした、昔話風の語りが楽しい、読み聞かせにもぴったりの絵本。
昔、空に星はなく、夜は暗闇におおわれていたころのお話。モンゴルの草原では、王様が七人の美しい王女と暮らしていました。王女たちが姿をあらわすと、夜でも暗闇に光がともされたように明るくなります。それを見た鳥の王ハンガリドが王女たちをさらってしまい、下界は大騒ぎ。王は祈禱師のお告げにより草原に住む七人の兄弟の力を借ります。七人はそれぞれ、力持ちだったり、足が速かったり、聴覚に優れていたり、という特技を持っており、その力を使って、ハンガリドをやっつけ、王女を助けるのですが……。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
図書館のおすすめコーナーで見つけました。
モンゴルの昔話をもとにした、不思議な力を持つ兄弟たちのお話です。北斗七星と北極星の関係が語られます。
不思議な力を持つ兄弟たちが、それぞれの特徴を発揮して活躍するお話ということで、中国の民話『王さまと九人のきょうだい』のお話を思い出しました。
明るい色調の雰囲気のあるイラストは、ユーモラスでもあり格調高くもあり。見ていてとても心地良かったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
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