桜が咲く季節になると、日本に渡ってくるツバメ。どんなふうに巣作り、子育てをしているのでしょう? 巣がつくられ、ヒナたちが元気にえさを食べるようすを美しい写真で紹介します。ツバメをこよなく愛するカメラマンによる写真絵本です。巻末には、ツバメの観察に役立つページもついています。
(科学)写真絵本です。
この絵本を見ると大まかですが、ツバメの子育ての様子がわかります。
わたしは関東地方に住んでいるので、このあたりで春の終わりから夏の初めにかけてよく見かけるツバメは、「ツバメ」というツバメなんですね。
他にも少し色や形が違うツバメが日本では4種類、全部で5種類みられるそうです。
のっけから、この本は面白い!と、思わせてくれたのが、ツバメの鳴き声についての備考で、
“つばめのさいずりをよくきくと、「つちくって、むしくって。しぶーい」ときこえるよ”という文でした。
こんな風に聞こえると、昔話で聞いたことがあったので、導入としてすごくいい感触でした。
今度ツバメを見かけたら、よく聞いてみようと思います。
あと、巣から顔を出しているヒナたちはとてもかわいいですが、
親鳥が運んでくるヒナの食料って、結構原形のままの昆虫だったんですね。
ツバメがよく見られる時期に子どもたちに紹介したいですね。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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