![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
クモが糸をはいて巣を張っていくように、ルイーズ・ブルジョワの母親は、いろいろな糸でタペストリーを修復しました。家には仕事場もあり、のちに世界的な現代アーティストとなるルイーズは、子どものころから、すこしずつ仕事をおぼえていきます。 母と娘の絆、糸や布地と向き合う日々、わたしたちの誰をも深く結びつける思い出というもの――。それらは、彫刻家としてさまざまなすばらしい作品をつくる土台となりました。 美しい陰影にいろどられたこの詩的な物語は、代表作『ママン』で世界的な彫刻家となったルイーズ・ブルジョワの生涯をみごとに描きだしています。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
ルイーズ・ブルジョワは 彫刻家です
彼女はフランス パリで生まれ 母親の仕事を見て育つのです
タペストリー修復工場の仕事です
母親は かしこくて がまんづよくて ものやわらかで・・・・
かけがえがなく・・・・・ まるでクモのように 働き者でした
母がなくなった後 悲しみに暮れますが・・・・
母に会いたくてたまらず 彫刻で 巨大なクモを作ったのです
「ママン」 おかあさんと言う題
壊れた物を 修復していた母と クモが くもの巣をはるすがたが同じだと思ったからです
そして 縫ったり つなぎ合わせたりして 作品をつくることは
完全なかたちに もどすことだと思うのです
「糸の子守歌」を織り上げたのです
お母さんを思い出して できあがった 作品でした
この作品に これまで愛した なにもかもを 織り込みました
きれいな絵本を見ながら・・・・・
彼女の お母さんが 素晴らしい女性だったと思いました
そして ルイーズ・ブルジョワの素晴らしい生涯に感動しました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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