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手島圭三郎さんインタビュー
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雌が死んでひとりになったきたきつねの雄。きたきつねの命は5年。日に日に弱っていく体で、子どもや孫、兄弟に会いに行く。 そして、力つき雲になった雄が、空から見たものは…。生きる素晴らしさを伝える絵本。
きたきつねの寿命が5年!とは、びっくりでした。
それでも、「じぶんの一生は、しあわせだった」
「いきるのは なんとすばらしいことだろう」と
白い雲になったおじいちゃんは、大空から
孫やひ孫きつねの元気な姿を見て満足します。
自分の命が子孫へ伝わっていき、永遠につながっていく
喜びなんでしょうね。
子供だけでなく人生に疲れた人や、悩んでいる人、
未来予想に不安感を持った若者にも読んで欲しい。
生きる希望が芽生えるとおもう。
「おおはくちょうのそら」も大好きですが、
版画がダイナミックで躍動感もあります。
北の大地に咲く花が彩りを添えホットします。 (あそぼうよさん 60代・その他の方 )
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