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11歳

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★5  本から広がる世界 投稿日:2013/01/13
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
みて、ほんだよ!
みて、ほんだよ! 文: リビー・グリーソン
絵: フレヤ・ブラックウッド
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 光村教育図書
タイトルの「みて、ほんだよ!」と暖かみのある優しい絵の雰囲気に心惹かれて手にとってみた本です。

おばあさんの買い物袋の中からこぼれ落ちた本の行方は?

子育ての中での本の役割を育児ツールなんていう言い方をする向きもありますが、私にとっては子どもの頃から大切な友だちです。

自分の経験していないこと、知らない世界、現実やファンタジーの世界など、本を開いて行ける世界には限りがありません。

現実と空想の世界をつなぐような絵が印象に残りました。

表紙のきれいな金文字とそれとは対照的に水に濡れて少し色むらができた赤い表紙の色からは、そこからすでに本の世界が広がっているような気がしました。

フレア・ブラックウッド、他の作品も見てみたいと思います。
参考になりました。 2人

★5  奴隷解放を支えた人たち 投稿日:2013/01/13
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
リンカーンとダグラス
リンカーンとダグラス 作: ニッキ・ジョヴァンニ
絵: ブライアン・コリアー
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
リンカーンとダグラスが少年時代に文字を学び聖書を読む場面がありますが、後に出会う二人の勤勉である共通点をとても好ましく読みました。

リンカーンが「社会がかかえる問題に気づ」く場面が印象的です。バックの木のところに人の顔が描かれているからです。

絵本なので分量はそれほどありませんが、リンカーンとダグラスのそれぞれの動き、また奴隷解放を支えた人たちの動きがわかりやすい形で凝縮されて、胸にせまってきます。

巻末に二人の略歴があるのも嬉しい配慮で、時系列で二人の動きがわかります。

人種・立場を越えての友情があったことを私は初めて知りました。
参考になりました。 0人

★5  ヘンリー大活躍 投稿日:2013/01/13
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ふねにのったねこのヘンリー
ふねにのったねこのヘンリー 作: メリー・カルホーン
絵: エリック・イングラハム
訳: 猪熊 葉子

出版社: リブリオ出版
このシリーズ、どれを読んでもショートフィルムを見ているような感じがあります。

ヘンリーの表情や動きがとても豊かで、場面にも臨場感があるからです。

好奇心旺盛なねこのヘンリーが毎回大活躍。

読むごとにとても魅力的なねこだなあって思います。

読み聞かせするとどのお話も10〜11分ぐらいで長いだけに読み応えもあり、お話を読んだという満足感があるように思います。

このお話もヘンリーは大活躍。四話すべて読み終わったので、何だかさびしい気がします。
参考になりました。 1人

★5  かっこいい 投稿日:2013/01/13
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ユタ日報のおばあちゃん 寺澤国子
ユタ日報のおばあちゃん 寺澤国子 作: 上坂 冬子
絵: かこ さとし

出版社: 瑞雲舎
第二次世界大戦中のアメリカで、日系人向けの新聞『ユタ日報』を発行し続ける女性がいました。

その女性が寺澤国子さんでした。

『ユタ日報』を創設した寺澤畔夫さんに海を渡って嫁いだ勇気ある女性でもあります。

全編を読んで圧倒されるのは、国子さんのバイタリティと行動力です。

車の運転は近所の人に教えてもらったなんてことがさらりと書いてあります。

何かをすることに躊躇がないのはとても素敵だと思いました。

それと、最後の国子さんの言葉がとても印象に残りましたし、かっこいいと思いました。

その言葉はぜひ読んでみてくださいね。

「発刊にあたって」の中に「これから世界のニューリーダーになる青少年に夢と希望をあてえるノンフィクション絵本シリーズ」とありますが、青少年だけでなく、私も勇気と希望をもらいました。

有名無名を問わず素敵な日本人がいたというのは、元気がでます。
参考になりました。 1人

★5  一冊で大根の魅力が堪能できる絵本 投稿日:2013/01/12
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳、
どっかん だいこん
どっかん だいこん 作: いわさ ゆうこ
出版社: 童心社
このシリーズのなすを先に読みましたが、発想やなすの様子が本物みたいで、とても好感を持ちました。

で、この絵本の大根もすごい存在感で私たちに迫って来ます。

大根のいろんな種類も圧巻。食べたことのあるものないもの、ああこんなにたくさん大根の種類があるんだあって。

あとがきにもありましたが、体調の悪い時、確かに大根食べたくなります。

味噌味、醤油味、お味噌汁、大根おろし、漬物、大根サラダなどなど。見ているだけで大根料理がいろいろ頭に浮かんできました。

ああ、切干大根もこの時期、家庭で簡単に作れるのでいいですね。

ひたすら食べる方にいってしまいましたが、一冊で大根の魅力が堪能できる絵本です。
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★4  ホットフルーツパンチ 投稿日:2013/01/13
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子11歳、
チリとチリリ ゆきのひのおはなし
チリとチリリ ゆきのひのおはなし 作: どい かや
出版社: アリス館
 いつも、ほんわかのどかなチリとチリリ。雪がふっても、自転車でおでかけです。
 氷の中で飲む、りんごとニッキのホットフルーツパンチがおいしそう。寒いときならではの楽しみだなと思います。氷の温泉も、おもしろいです。みんなのんびりつかっているのが、ほのぼのしました。
 
 冬に読んでも楽しめますが、夏に読んでも涼しくなりそうでおもしろいと思います。水色の氷のひんやり感がつたわってきました
参考になりました。 0人

★4  トルコのホジャ 投稿日:2013/01/12
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ホジャどんのしっぺがえし
ホジャどんのしっぺがえし 作・絵: ギュンセリ・オズギュル
出版社: ほるぷ出版
息子が小学3年生の時に読み聞かせして気に入っていたのが、児童書『天からふってきたお金』というトルコのホジャのとんち話です。

図書館で本棚を見ていたら、タイトルにホジャとあり、絵本でも出ていることを知りました。

とんち話というと人を食ったような笑いというか、相手がちょっと嫌な人だと痛快に感じることがあるんですよね。

ホジャの話にもそんなところがあります。「こうきたか」という展開に感心しつつ、またホジャのお話が読みたくなりました。

岩波書店の『天からふってきたお金』とセットで読むと楽しさが一層広がりそうです。
参考になりました。 0人

★5  痛快な 投稿日:2013/01/11
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ヘルガの持参金 トロールの愛のものがたり
ヘルガの持参金 トロールの愛のものがたり 作: トミー・デ・パオラ
絵: ゆあさ ふみえ

出版社: ほるぷ出版
紹介されなければ知らずにいた絵本でした。

折しも『ルパン対ホームズ』を読んでいた中に貧しい老教授が娘に持参金を持たせてやらなければ結婚できないというようなくだりがあり、西洋の持参金の持つ意味を考えさせられました。

持参金を稼ぐために働くヘルガのとてもたくましいこと。これなら一人でも生きていけるような気さえしますが。

早い時点でインジがヘルガをふってくれたことはかえってよかった気がしました。

このバイタリティと行動力、私には真似できそうにありませんが、とても痛快なお話でした。
参考になりました。 0人

★5  ガウディの伝記絵本 投稿日:2013/01/11
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ひらめきの建築家ガウディ
ひらめきの建築家ガウディ 作: レイチェル・ロドリゲス
絵: ジュリー・パシュキス
訳: 青山 南

出版社: 光村教育図書
5年生の1学期、息子は伝記を勉強しました。その関連で伝記を読むことになったのですが、書店へ行ってびっくり、今は学習漫画の伝記全盛なんですね。

漫画にももちろん活字はありますが、漫画でなくてできたら活字で読んでほしいところです。

漫画伝記の他には今は伝記絵本もたくさん出ています。これは学校での読み聞かせをねらった流れなんだろうなあと思います。

前置きが長くなりましたが、5年生で読み聞かせをしてみました。ガウディを知っているお子さんはいませんでした。

と言っても私も名前を知っているだけで、実際のところはあまり詳しくはありませんでした。

子ども時代のガウディ、建築家としてのガウディ。建築物の中にはいろんな遊び心があるんだなあなんてことを知りました。

大人になってもまだまだ知らないことがたくさんあります。子どもを通じて自分も一緒に勉強できることがとても楽しいです。

いつか本物もこの目で見てみたいと思いました。
参考になりました。 0人

★4  森の中のお花畑 投稿日:2013/01/11
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子11歳
赤ずきん
赤ずきん 作: グリム
絵: バーナディット・ワッツ
訳: 生野 幸吉

出版社: 岩波書店
 おなじみのお話で、たくさんの絵本があります。知っているストーリーでも、読み比べが楽しいです。
 森の中のお花畑の場面がいいなと思いました。あかずきんちゃんでなくても、寄り道したくなります。
 
 いろいろな教訓がふくまれていて、残酷な場面もありますが、ほのぼのした読後感があります。このようなお話にして、大切なことを教えてくれる昔話は、奥深いなと思います。
参考になりました。 0人

★5  どこかで読み聞かせしてみたい 投稿日:2013/01/09
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
トラのじゅうたんになりたかったトラ
トラのじゅうたんになりたかったトラ 作・絵: ジェラルド・ローズ
訳: ふしみ みさを

出版社: 岩波書店
昨年は忙しすぎて絵本のチェックはほとんどできませんでした。

そんな中、講座で紹介していただいたのがこの本。

タイトルも表紙の絵もユニークですが、中身もやっぱりユニークでした。

なりたいもののためにはそこまでやってしまうのみたいな。

印象に残った頁は、トラがプールで水あびをしている何とも言えない悦にいった表情です。

頁ごとのトラの表情の移り変わりから目が離せませんでした。

大きな子も小さな子も楽しめそうな絵本のように思えました。一度どこかで読み聞かせをして反応を見てみたい本です。
参考になりました。 1人

★4  夢の競演 投稿日:2013/01/09
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ルパン対ホームズ 文庫版
ルパン対ホームズ 文庫版 作: モリス・ルブラン
訳: 南洋一郎

出版社: ポプラ社
息子の冬休みの宿題に、本の紹介文を書くというのがありました。

冬休み、読み聞かせした本、読んだ本はいろいろとあったはずなのに、冬休みの終盤になってこの本読みたいと言ったのです。

いろんな出版社から出ているので迷ったのですが、この本を選びました。

あとがきを読むと翻訳ではなく翻案らしいので、確かに文章がなめらかでとても読み聞かせしやすかったです。

子ども時代にも読んだはずなのですが、私の方はどうだったか忘れていました。

原作はルブランなので、ルパンびいきになっています。そしてホームズだと色恋ってほとんどない印象なんですが、ルパンは金髪美女や過去のほのかな恋なんて艶っぽい要素も。

この辺は、岩波少年文庫や偕成社文庫などはどんな風になっているのかなあと読み比べてみたくなりました。

著作権が厳しくなかった時代だからできたこの夢のような競演。舞台はフランスだし、作者はルブランだから明らかにホームズには分が悪そう。

一緒に来たワトソンが何だかかわいそうなお話でもありました。私も子ども時代に探偵物はしっかり読みましたが、子どもって探偵物好きなんだなあと改めて思いました。

今読んでもルパンもホームズも魅力的なキャラクターですね。
参考になりました。 0人

★4  気になるクマ 投稿日:2013/01/08
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
おたんじょうび、おことわり?
おたんじょうび、おことわり? 文: ボニー・ベッカー
絵: ケイディ ・マクドナルド ・デントン
訳: 横山 和江

出版社: 岩崎書店
知らない間に三作目まで出ていたんですね。

読みながら亡くなった母のことを思い出しました。

お誕生日にケーキを買って行っても「私はドーナツの方がよかった」なんて言う母でした。

プレゼントも「もったないから」と言うのであんまり渡せずで。お誕生日というわけでなく、ちょっとした物、気にかけてくれた時の方が嬉しかったようで。

人に気にかけてもらう、誕生日に祝ってもらう、普通に考えたらとても嬉しくて素直に喜んでしまいそうなところ。

でも、そんな気持ちをまっすぐに出せる人ばかりではないんだろうし、もう一回アタックしてくれたら今度は素直に受け取ろうとしているのだけれど、そんな素直さを出すのが恥ずかしいこともある。

何があってもめげずに果敢にアタックするネズミ。その気持ちが萎えないところがある意味素晴しく、私には真似できそうにないって思いました。

読んでいると、ネズミの方よりクマの方の心情ってどうなんだろう?ってつい気になってしまいました。

息子ですが、感想は「わかんない」ってことでした。クマの心理は確かにわかりにくそう。だけど、何だかほっとけないクマに思えます。

そして、とても気になるお話でした。もし、母が生きていてこの絵本を読んだらどんな感想を残しただろうって思いました。
参考になりました。 0人

★5  ショートフィルムを見ているような 投稿日:2013/01/08
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
スキーをはいたねこのヘンリー
スキーをはいたねこのヘンリー 作: メリー・カルホーン
絵: エリック・イングラハム
訳: 猪熊 葉子

出版社: リブリオ出版
このシリーズのクリスマスのお話を読んだことがあり、シリーズがあるのは前から知っていました。

ある講座で少し大きめのお子さんの読み聞かせに向く本として紹介され、読んでいなかったこのお話を読んでみると、なるほど。

読み聞かせには、10分から11分ほどありますが、ショートフィルムを見ているような動きとドキドキハラハラなストーリー展開がありました。

絵もとても美しくヘンリーのその時々に見せる動きやしぐさからヘンリーのその時の気持ちもよく伝わってきます。

取り残されたことを知ったヘンリーが果敢にもスキーに挑戦。実際にはあり得ないことですが、このお話の中のヘンリーならいかにもやりそう。

そんな実行力と好奇心と賢さを兼ね備えているような気がしました。

絵本としては長めですが、その分読んだ後の満足感があるのも長いお話ならではだと思いました。
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★4  モカフラッフ 投稿日:2013/01/08
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子11歳
こどものりょうりえほん(1) 日曜日の朝ごはん
こどものりょうりえほん(1) 日曜日の朝ごはん 文: 碧 海酉癸 五味 恭子 松田 直子
絵: 落合 稜子 田中 恒子

出版社: 復刊ドットコム
 復刊の絵本ということで、レトロ感があります。手書きの文字や、絵で描かれた調理法がほのぼのしていいなと思いました。
 子供向けの料理本はたくさんありますが、この絵本では、料理の前後の注意もしっかり教えてくれます。

 モカフラッフ、という聞いたことのないお菓子も紹介されています。ゼラチンのかわりにマシマロを使ったゼリーのようです。どんな味がするのか、子どもといっしょに作ってみたくなりました。
 
参考になりました。 0人

★5  何か含んだような笑みが印象的 投稿日:2013/01/07
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳、
ふくろのなかにはなにがある?
ふくろのなかにはなにがある? 再話・絵: ポール・ガルドン
訳: こだま ともこ

出版社: ほるぷ出版
年明けに読み聞かせする絵本をいろいろと探している中にありました。

表紙のきつねの何か含んだような笑みが印象的です。

キツネ=だますものという先入観の通り、一筋縄ではいかないキツネと、あけてはいけないと言われるとあけてみたくなる人間の性との戦い。

順番に変わっていく中身に次は何がおこるのだろうという頁をめくる楽しさがある絵本です。

中表紙にも、ストーリー展開を予感させる絵があるので、じっくりと絵も楽しみたい絵本だと思いました。

ポール・ガルドン、すべては読んだことがあるわけではないので、今年はじっくりと読んでみたい作家の一人です。
参考になりました。 2人

★3  楽しいドーナツ屋 投稿日:2013/01/06
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県  女の子11歳
きょうはすてきな ドーナツようび
きょうはすてきな ドーナツようび 文: 竹下 文子
絵: 山田 詩子

出版社: アリス館
 「めだたないけれど、知ってる人は知っている」
 こんなドーナツやさん、行ってみたいです。作りたてのおいしいドーナツのかおりがしてきそうです。
 丸くて穴のあいたドーナッツの形は、いつもみても楽しいです。そんなドーナツたちが、転がりながら町にでていきます。

 ドーナツ屋のおじさんを待っていた人たちが、いっぱいいます。店の周りが楽しそうなのがいいなと思いました。
 手作りのドーナツが食べたくなる絵本でした。
参考になりました。 0人

★5  思春期の入り口で 投稿日:2013/01/05
ちょてぃさん 30代・ママ・静岡県  女の子11歳、女の子7歳
糸子の体重計
糸子の体重計 作: いとう みく
絵: 佐藤 真紀子

出版社: 童心社
5年生の娘が冬休みの読書感想画コンクールの課題図書だったこの本を選んで絵を描きました。
思春期の入り口に立つ登場人物達の心の葛藤や人間模様がみずみずしく、描かれていて、共感できる一冊でした。糸子の大らかで前向きな人柄が魅力的です。
参考になりました。 0人

★5  五巻もあるのかな 投稿日:2013/01/05
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ルドルフとスノーホワイト
ルドルフとスノーホワイト 作: 斉藤 洋
絵: 杉浦 範茂

出版社: 講談社
最新刊が出たということで、早速読み聞かせと思ったら、借りてきたらすぐに息子が一人で80頁ほど読んでいました。

そこから読み聞かせを任されたので、何が何だか?息子は「題にスノーホワイトとあるのに、スノーホワイトが全然出てこない」と言っておりました。

私も息子がいない時に一人で隙間を埋めてようやく話がつながりました。

これまでの三巻、めずねこがメインに出てくることはなかったなあと思いつ、このスノーホワイトがどんな形でルドルフと絡んでくるのか楽しみでもありました。

度胸もあり、あねごという感じのするスノーホワイトはかっこいい。けんかも強いですしね。

一章ずつ読み聞かせしたいところでしたが、続きが知りたいらしく、四章から五章まとめて読み聞かせたので、早いペースで読み切りました。

四巻が出たということは、これから五巻もあるのかな。これから先はルドルフのロマンスなんてこともあるのかな?と想像が膨らむ最新刊でした。
参考になりました。 1人

★5  友情が深まる中で 投稿日:2013/01/05
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子11歳
ルドルフともだち ひとりだち
ルドルフともだち ひとりだち 作: 斉藤 洋
絵: 杉浦 範茂

出版社: 講談社
最新刊の『ルドルフとスノーホワイト』を読み聞かせ終わり、もう一度ルドルフシリーズを読み返してみたいという息子のリクエストに応えて読みました。

読み終わって、「所属」ということを考えました。

リエちゃんの飼いねこという所属、のらねこという所属。

ルドルフはリエちゃんの飼いねこである時には、自分のアイデンティティということにはおそらく無頓着であったろうと思われます。

イッパイアッテナやブッチーなどの友だちねこができてから、自分の名前や自分の存在ということ、またリエちゃんとの関係について洞察するようになったことでしょう。

ルドルフが文字が読めるようになったということもその洞察と深く関わっていると思います。

ねこたちとの友情が深まるにつれて自分はこれからどこで生きていくのか?それを曖昧に暮らしていくわけにはいかない、そんなことを考えさせられた巻でした。

息子と読むのは二回目。あまり再読する本がない中で、このシリーズはたまに読み返したくなる魅力を持っているようです。

また、このシリーズにはねこ同士の闘争が出てくるので、そこが男の子の読物だなあと感じるところです。

今の時代、子ども同士のけんかがなるべく避けるような環境にある中、ねこの主人公だから生々しくなくけんかが描ける、そんな風にも感じました。
参考になりました。 1人

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