世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
絵本紹介
2022.10.13
日本のイベントとしてすっかり定着しているハロウィン。みなさんはどんな仮装でハロウィンを楽しみますか?
せっかくなら、本の登場人物に仮装してみてはいかがでしょう? 『魔女たちのパーティー』のような魔女の仮装、「ぼくはめいたんてい」のネートのようなトレンチコートと探偵帽、『ゾンビのホラーちゃん』のようなゾンビメイク! 仮装の参考にもピッタリなストーリーも楽しい絵本、児童書を集めました。
みどころ
ハロウィーンの夜。仮装パーティーに行く途中で、ジャックは見たのです。月の前を横切る影、ほうきに乗った二人の魔女の姿を!
いつもなら勇気が出ないけれど、今日はハロウィーンです。おばけの仮装をしているし、ちょっとくらい怖くたって、へっちゃら、へっちゃら。
ジャックが魔女たちを追って暗い森の中へ入っていくと、森の空き地で何やらパーティーの準備をしている様子。
集まってきたのは、「こおに」に、「ひとくいおに」、そして、たくさんの魔女たち。
なんと、ごちそうは、コウモリのシチュー?!
暗い暗い夜の森、月の光と、森に飾られたカボチャのランタンが、闇を彩ります。
こっそり眺めていたジャックですが、ひとくいおにに見つかってしまって・・・。
ジャックは、無事に帰れるのでしょうか?
ちょっと怖いけれど美しく幻想的に描かれたハロウィーンの夜。
クラシカルな雰囲気もハロウィーンムードたっぷりです。
こんな怖いパーティーに出くわしたら、あなたは逃げたい?それとも混ざって楽しみたい?
ワクワク、ぞくぞくする一夜の冒険を描いた、アメリカの古典名作絵本。
新訳で待望の復刊です。
出版社からの内容紹介
とんがりぼうしの魔女とねこどん、ほうきで空へ。ワンちゃん、とりさん、かえるくんも仲間入り。ところがたいへん! ほうきがポキリ。ドラゴンまでもあらわれて、危機一髪をどう乗りこえる?――リズムのよい、声に出して読むのにぴったりな絵本が、新しくなって登場です。
この書籍を作った人
翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける。おもな絵本の翻訳に『ずーっと ずっと だいすきだよ』『まじょとねこどんほうきでゆくよ』『グラファロ―もりでいちばんつよいのは?―』『スパーキーとスパイク―チャールズ・シュルツとせかいいちゆうめいなイヌのおはなし―』(すべて評論社)などがある。
出版社からの内容紹介
ヘスターはとても勇敢なワニの女の子。ハロウィーンの夜に,魔女の扮装でみんなをおどろかせる。オバケいっぱいの楽しい絵本です。
この書籍を作った人
1930年、アメリカ、ロード・アイランド生まれ。ロサンジェルスの美術学校で学ぶ。テレビ局のデザイナーとして活躍し、1970年より絵本を描き始める。主な作品に、「バートンの のりものえほん」シリーズ(金の星社)、『ヘスターとまじょ』(小峰書店)、『きょうりゅう きょうりゅう』(徳間書店)などがある。
出版社からの内容紹介
「真夜中12時ぴったりに、教会の十字架のまえで、鉄のくぎを1本もつかっていない3本足の木のいすにのると、あくまがあらわれる。そのとき、あくまの大好物のけしのみをまきながら逃げると、あくまはけしのみを拾うのにむちゅうになって、追いかけてこない、という話だ。」
おじいちゃんからこんな言いつたえを聞いたぼくは、夜中にこっそり家を抜けだして、教会へむかった。いすにのって、12時の鐘の音を待つと??なんと、本当にあくまがあらわれた! でも、このあくま、なんだかちょっとへんなんだ。「うえーん、まってよぅ、けしのみいっぱい食べたいよぅ」なんて、泣くんだもの。
それでぼくは、あくまにもっといいものをごちそうするために、とっておきの場所へ案内してあげたんだ。
スロバキア在住の作家が、地域につたわる言い伝えから想像を大きくふくらませて創作した、楽しい物語。
村の家並みやこぢんまりとした教会などが丁寧に描きこまれ、中欧の雰囲気がたっぷり味わえます。
出版社からの内容紹介
ようかいむらでもハロウィンの仮装行列をしています。でも、ようかいが仮装って? そんな時、空とぶ船で外国ようかいたちがやってきて、ようかいむらのようかいとパーティーをはじめました。楽しいパーティーのそのあとに…。
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
出版社からの内容紹介
トリック・オア・トリート! ジャック・オー・ランタン、おばけ、キャンディー、仮装行列……、ハロウィーンのお楽しみがトリックアートになりました。ハロウィーンの夜、おばけやモンスターたちが大集合。お菓子をもらいながら、迷路を通り抜けられる? 同じおばけはどこ? 吸血鬼に変身! だまし絵や目の錯覚を楽しみながら、迷路や探し絵で遊ぼう! ハロウィーンの起源やしきたりについてのミニコラムもあります。
出版社からの内容紹介
詩人・谷川俊太郎と、カボチャドキア国立美術館館長・川原田徹の最強コラボ本復刊!! かぼちゃを幻想的に表現する独特の画風を確立し、かぼちゃをモチーフとした作品を発表し続けている川原田徹の絵に、谷川俊太郎が詩を綴ったインパクト満点の画集。 巨大なかぼちゃと、その中に肩を寄せ合って生きる人びとの十二ヵ月を、リアルに鋭い視線で描いた、圧倒的な存在感の絵。それに対峙してつけられた谷川の詩に否応なく心が惹きつけられる。第40回小学館児童出版文化賞受賞作品。 1ページ1ページに膨大な手間と気持ちがこめられた絵本です。
この書籍を作った人
1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。
みどころ
9歳の男の子ネートが身のまわりで起きる事件のナゾをといて活躍する「ぼくはめいたんてい」シリーズの最新刊が、このたび30年ぶりに日本で翻訳発売されることになりました!「ぼくはめいたんてい」シリーズといえば、1巻目の「きえた犬のえ」が1982年の発売以来、ロングセラーとして人気を博しているシリーズ。そんな待ちに待った、めいたんていネートの新たなお話。今回の事件の依頼者は、ちょっと変わった女の子ロザモンド。ハロウィンの夜にいなくなった飼い猫の「小さいヘックス」を探してほしいというのです。ネートは、あいぼう犬のスラッジを連れて、古くて暗いおばけやしきへと探しに行くのですが・・・。
大人も顔負けのネートの捜査ぶりや、最後までナゾの答えが分からない面白さは今回も健在。お話を読み終える頃にはすっかりネートのしっかりぶりに感心してしまうのですが、このシリーズの楽しさはそれだけではない細部にもたっぷりあります。たとえば、ネートがひと休みする時に食べる美味しそうなパンケーキ!出かける時にママに残す置き手紙の内容、個性的な登場人物たちとそのペット、など、シリーズを通して読めば読むほど多くの楽しみが発見できます。
今回巻末には、ハロウィンのお話のおまけとして、アメリカの子ども達の“ハロウィンのにんきのいしょうトップ20”の紹介がついています。さて、1位はなんの衣装だと思いますか?さらに、これは嬉しい!ネートの「パンケーキ」レシピもついていますよ。
この後も、続々と新しいお話が刊行される「ぼくはめいたんてい」シリーズ。すべての文字にふりがながついているので、はじめての読み物としてもぴったり。マーク・シーモントさんの温かみのあるユーモアたっぷりの挿絵と、訳者の小宮由さんの柔らかな語り口が、子ども達の読書をやさしく応援してくれます。さあ、ネートと一緒にナゾを解こう!
この書籍を作った人
〈1928年-〉アメリカ・メイン州ポートランド生まれ。1967年に絵本『レックス』で作家デビュー。子ども時代からの作家になる夢をはたす。以後、幼年向けからヤングアダルト向けまで幅広い作品を発表し、著作は100冊を超える。
この書籍を作った人
〈1915-2013年〉フランス・パリでスペイン人の両親のもとに生まれる。1935年に渡米し、1939年にエマ・G・スターン作の児童文学の挿絵でデビュー。以来、多くの作品で高い評価を得る。2013年7月、惜しまれながら97歳で亡くなる。
この書籍を作った人
〈1974年-〉東京都生まれ。学生時代を熊本で過ごし、卒業後、児童書版元に入社。その後、留学などを経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故・北御門二郎。
出版社からの内容紹介
『オデュッセイア』などの英雄叙事詩や『ギリシア神話』『イソップ寓話』などの神話・物語から、「ハリー・ポッター」シリーズや「ナルニア国」シリーズ、現代のSFやホラーの世界まで! 200冊以上の物語に登場する、あるとうれしい道具から、恐ろしい道具、役に立たない道具まで210アイテムを紹介。
この書籍を作った人
1974年、イタリア、ピエモンテ州生まれ。児童文学作家。高校時代より短篇の創作をはじめ、15日間で書きあげたという『La Strada del Guerriero(戦士の道)』で1998年にデビュー。以降、数々のベストセラーを世に送り出す。謎解き冒険ファンタジーである『ユリシーズ・ムーア』シリーズ(学研プラス)は、世界数十か国で翻訳されている。『コミック密売人』(岩波書店)で2012年度バンカレッリーノ賞受賞。
出版社からの内容紹介
ホラーちゃんはふつうのゾンビの女の子。
村の人々に見つからないようにひっそりと暮らしていますが、みんなとお友だちになりたくって……。
秋になり、おばけの仮装をするお祭りに参加することに。