人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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絵本紹介
2024.02.08
2月14日は「バレンタインデー」。スーパーやデパートの特設コーナーでは色も形も個性的でワクワクするようなチョコレートが販売されていて、見ているだけで楽しい気持ちになりますね。最近では好きな相手に贈るだけでなく、自分用にお気に入りのショコラを買って食べる人も多いのだそう。みなさんは、そしてお子さんはどんなチョコレートを食べたいですか?
折角のイベント、『ぎょうれつのできるチョコレートやさん』に足を運んで新作をチェックするのも良いですし、映画にもなった「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で物語の世界に入り込んでみるのもおすすめです。ちょっと変わり種を味見してみたいならチョコレートのない1000年後の未来を描いた『ミライチョコレート』はいかがでしょう? 美味しいスイーツの世界を体験したいあなたには『おいしいふくやさん あま〜いダンスパーティー』がいちおし。華やかなスイーツたちのダンスパーティーに参加しましょう。もっと食べものの街を探索したいなら『たべもののまちABCity』へGO! 今年は手作りチョコにもチャレンジしたいという方には『満点ゲットシリーズ ちびまる子ちゃんの手作り教室』がおすすめ。いろいろな手作りの中でもバレンタインデーに作りたくなる「トリュフチョコ」「チョコレートフォンデュ」の作り方が紹介されています。もちろん、かわいいラッピングも載っていますよ。
お気に入りの絵本とチョコレートを手に、バレンタインを満喫してくださいね。
出版社からの内容紹介
いたずらっこで好奇心が旺盛なシマリスくん。引っ込み思案で慎重、でも心優しいキタリスくん。ある日、ふたりは森で木の実を拾っている、お兄さんに出会います。お兄さんは街でチョコレートのお店をやっている職人さんでした。シマリスくんとキタリスくんは、お兄さんと一緒に、木の実を拾うお手伝いをしたお礼として、チョコレートを1箱もらいます。一粒食べたチョコレートの美味しさったら…!「ぼく、お花畑にいるみたいな気分…」「ぼくは、お日様の下でお昼寝しているみたいな気分だぁ」。 ふたりは、大事なチョコレートの箱をおうちに持ち帰る途中、泣いている動物や、困っている動物、勇気が出せずにもじもじしている動物にチョコレートを一粒ずつあげてゆきます。小さなチョコレートの粒が、魔法のように森のみんなを笑顔にすると知ったふたりは、勇気を出して、街のお兄さんのところへ、チョコレートづくりを教えてもらいに出かけました!
この書籍を作った人
東京生まれ。絵本作家、漫画家。絵本に、「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズをはじめ、『ミミちゃんのぬいぐるみ』(以上福音館書店)、『おひるねネコさん』(佼成出版社)、『ぎょうれつのできるパンやさん』『むしのかくれんぼ いないよいないよいませんよ』(以上教育画劇)、『イノザブロウとあたらしいおともだち』(PHP研究所)、『のねずみチッチ』(のら書店)などがある。
出版社からの内容紹介
世の中からチョコレートがなくなった1000年後の世界。
主人公の少女マヤは博物館で、チョコレートというおいしそうな食べ物を初めて見て魅せられる。
「食べてみたい!」とチョコレートを探す旅に出たマヤ。
待っていたのは、「チョコレートとは何か」を知る、感動の出会いだった!
マヤの冒険を通じて、知っているようで知らないチョコレートのことを学べる絵本。
2024年1月刊
この書籍を作った人
阿部健太朗(1989-)と吉岡紗希(1988-)による二人組の絵本作家/美術家。ともに大分県生まれ。大分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本・立体造形・アニメーションなど様々な作品を生み出し、国内外で発表している。主な著書に「ゆうやけにとけていく」(小学館)「がっこうにまにあわない」「しんごうきピコリ」(共にあかね書房)「だいおういかの いかたろう」(鈴木出版)など。主な受賞歴に「第28回日本絵本賞」「第20回日本絵本賞読者賞」など。
出版社からの内容紹介
ロアルド・ダールの名作『チョコレート工場の秘密』に触発されて、映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が生まれました! 本書はそのノベライズ版。「パディントン」で知られるポール・キング監督が構想を練り、脚本化したものを、イギリスの人気児童文学作家シベアル・パウンダーが物語として書きあげました。チョコレート工場をつくる前の、若き日のウィリー・ウォンカの夢と冒険の日々を描きます。
みどころ
食べ物たちがおいしく着飾る「おいしいふくやさん」シリーズの第2弾。
今回は、あま〜いお菓子たちが登場します!
おいしくなりたい食べ物たちがやってくるはごろもさんのお店に、お菓子たちが次々やってきます。今夜はあま〜いダンスパーティがあるのです!
お菓子たちがどんな風に変身していくのか……はごろもさんの腕の見せどころ。
スポンジケーキさんは体中に生クリームを着せて、頭の上にはいちごと生クリームを乗せ、すてきなショートケーキに!
だんごの兄弟は、みたらしのタレとアンコを着て、それぞれみたらしだんごとあんだんごに!
あ、だめですよシュークリームさん、いちごなんて重いもの乗せちゃ。つぶれてしまいます。チョコレートをさっと塗って、エクレアさんになりましょう。
こんな風に、次から次へとやってくるお菓子たちを、はごろもさんがどんどん変身させていきます。
絵本からあま〜い香りがしてきそうなくらい、かわいくてにぎやかでおいしそう!
そして最後にやってきたのは、しょうゆせんべいちゃん。
しょうゆ味のおせんべいは、甘いお菓子になれるかな……?
華やかであっと驚くクライマックスをお見逃しなく!
ストーリーやアイディアも素晴らしい本作ですが、隅々まで細かく描かれた絵もまた魅力のひとつ。
お店の中に所狭しと並んでいる甘い飾りたち。
最後には空っぽになってしまうのですが、
誰に何をつけたかな?と、読みながらじっくり絵を見比べて探してみるのも楽しいです。
ほかにも、お菓子同士の人間(?)模様や恋の行方など、本編ストーリー以外にも楽しめる要素がいっぱいです。
さあ、お菓子たちと一緒に、あま〜いダンスパーティへまいりましょう!
みどころ
ABCityはたべものでできた街。引っ越しすることになった男の子と女の子が、りんご鉄道に乗って、ABCityの玄関口「Apple駅」に到着。さあ探検の始まりです!
「Bananaスキー場」は、雪がなくても一年中すべることができるバナナでできたスキー場。バナナスノボも人気です。スキーもスノボもバナナの皮でできているんだって!さっそく滑ってみましょう。
次に甘い匂いにつられてやってきたのは「Cakeデパート」。化粧品も、服も、家具も、おもちゃも、みんなケーキでできています。夢のようなデパートに、テンション急上昇! デパート内をぐるぐる探索したくなりますね。
食べ物で作られた空想都市を、AからZまで、アルファベット順に探検していくおはなし。「次のアルファベットはどんな食べ物だろう?」「どんな建物かな?」とワクワクしながらページをめくり続ければ、時間を忘れてしまいまいそう。細かく描きこまれたイラストには、たくさんのお楽しみが散りばめられています。きっと読むたびに新しい発見がありますよ。
作者は現役美大生であり、絵本作家、イラストレーターとしても活躍中のこたさん。著書『わくわく科学ずかん 古生代水族館』(大泉書店)ほか、空想の都市や海の生き物のイラストを多く手がける、大注目の画家さんです。本作は制作期間2年! なんと100ページ越えの超大作です。子どもも大人も夢中になること間違いなし。世界で一番おいしそうな街を、ぜひ皆さんも堪能してくださいね。
出版社からの内容紹介
ちびまる子ちゃんと一緒に楽しく手作りしよう!
お料理やお菓子作り、手芸や工作の楽しさを、ちびまる子ちゃんが仲間と一緒に紹介する1冊。初めての子でもかんたんに作れるものばかりです。まるちゃんのまんがも、もちろんたっぷり入っています。
この書籍を作った人
静岡県出身の漫画家。代表作に『ちびまる子ちゃん』『コジコジ』『神のちからっ子新聞』セルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』他。エッセイ「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」(以上、集英社)は、3年連続ミリオンセラーを記録。エッセイや作詞楽曲など作品は多岐にわたる