テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
- ためしよみ
絵本紹介
2024.12.11
この時期の子どもたちはとっても忙しい。クリスマツリーを飾りつけ、サンタクロースが家にやってきた時の動線を確認して。そもそもサンタってどんな人なのか、何が好きなのか、どこに住んでいて、クリスマス以外の季節はどんなふうに過ごしているのか。肝心のお手紙も書き忘れないようにしなくちゃ!今年のプレゼントは何をお願いしようかな……来る日も来る日も待ちわびながら過ごす日々は、なんてワクワクする、しあわせな時間なのでしょう!
絵本の中の仲間たちもみんな、クリスマスが、サンタクロースが大好き。 クリスマスの夜、ひとりぼっちで森にいるぼうしくんは、どうやら慌てんぼうの誰かさんの忘れものみたい?
お手紙読んでくれた? そりに乗ってもいい? もしもサンタクロースが家にやってきたら……どうしたって質問攻め! 毎年そりを引くのが役目のトナカイ。サンタのはじまりの物語にますます聖夜への夢がふくらみます。
絵本を読めば読むほど、待ち遠しくてたまらないクリスマス。
もうそこまで、来ています。だからじっくりとカウントダウンを楽しんでくださいね!
みどころ
クリスマスの夜、真っ白な雪の上にぽつんと置かれた「ぼうしくん」。一体どうしたのでしょう。どうやら、あわてんぼうの誰かさんが、落として行っちゃったみたいで……。
すると、そこへやってきたのは、うさぎさん。
「えーんえーん、今日はクリスマスなのにひとりぼっち。
誰もプレゼントをくれないよ。」
泣いているうさぎさんに、ぼうしくんは自分のボンボン飾りをプレゼントします。うさぎさんが喜んで泣きやむと、今度はくまさん、きつねさん、トナカイさんまで次々にやってきては、みんなひとりぼっちだと泣いているのです。心優しいぼうしくんは……。
人気作家・新井洋行さんが描く新しいクリスマス絵本の主人公は、ぱっちりおめめがチャームポイントのぼうしくん。この鮮やかな赤い色、フワフワの飾り、なんとなく持ち主は想像できますよね。だけど、全てがなくなってしまったぼうしくんの姿と言ったら。もう、早く迎えにいってあげてよね! みんながそう願う中、大丈夫、最後はみんなが嬉しい場面が待っています。
子どもたちと過ごすクリスマスの夜には、こんな可愛らしくて心あたたまる絵本がぴったり。何度でも読んであげてくださいね。
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
出版社からの内容紹介
大人気の〈絵が変わる〉シリーズにクリスマス絵本が登場。
矢印を下に引くと…ほら、びっくり!
驚きのしかけだけでなく、会話のやりとりができる工夫も盛りこまれた絵本。
出版社からの内容紹介
サンタさんがうちに来た!
おてがみよんでくれたの?
サンタさんは、わたしのおじいさんより、おじいさん?
サンタさんにききたいことがいっぱい!
この書籍を作った人
絵本作家であり、イラストレーター、アニメーション・ディレクター、ウェブ・デザイナーなど多彩に活躍。はじめての絵本作品である『アランの歯はでっかいぞー こわーいぞ』(BL出版)で、2017年、V &A イラストレーション賞を受賞。ほかの作品に『ホッキョクグマと南極のペンギン』『もぐらのモリスさん おうちにかえりたい!』『クリスマスツリーをかざろう』(以上、BL出版)など多数。イギリス、マンチェスター在住。
この書籍を作った人
神戸市に生まれる。広告会社、旅行出版社などを経て、長年、絵本や児童書の編集に携わる。翻訳作品に『おまえたち、くっちゃうぞ〜! わにがめのアルとちいさなさかなたち』、『ぼくのともだちは、あたまに はながさいている』(岩崎書店)がある。
みどころ
クリスマスイブ、けんちゃんに届けられた荷物は…けんちゃんのきらいな野菜がたくさん!
でも、こんな手紙が添えられています。
「ひとつずつ てにとって
『いち にい サンタ!』と おまじないを いってね」
なんだか面白そうです。
けんちゃんは早速ためしてみますよ。
ピーマンを取り出して、「いち にい サンタ!」
すると、ちょきちょきぱちん。
ピーマンが細かく刻まれていき……いつのまにか大変身。
きらきらひかるお星さまが飾られた「あれ」になっちゃった!!
すごいすごい、これは魔法です。
しいたけは、ゆらゆらゆれるあのおもちゃ。
なすは、にゃおにゃお鳴く可愛いあの子。
そしてトマトは……あかい帽子に赤い服!!
驚くような変身が繰り返されるこの絵本は、楽しい「切り絵」の絵本。
シンプルな野菜の形をした色紙が、どんどんハサミを入れていくとまさかのものに。
これは大人でも感激してしまいます。
クリスマス、親子で一緒に読んで楽しんで。
少し大きくなったら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
例え、絵本みたいに上手にできなくても、心に残る時間になりそうです。
出版社からの内容紹介
大人気〈はたらくくるまたち〉シリーズにクリスマスのお話が登場! 工事現場で今年最後の大仕事にはげむブルドーザーやショベルカー、ミキサー車、ダンプカー、クレーン車たち……。朝から晩まで働いた彼らに待っていたのは、とってもすてきなプレゼント! そして、彼らのがんばった仕事もまた誰かへのすてきなプレゼントで――。「おやすみなさい」がテーマのシリーズだから、クリスマスの夜にもぴったりの物語。のりもの大好きなお子さまたちへの最高のプレゼントとしてどうぞ。
この書籍を作った人
公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳をしている。訳書に、『としょかんライオン』(岩崎書店)、『ないしょのおともだち』(ほるぷ出版)、『いっしょにおつかい』(岩波書店)、『いもうとガイドブック』(少年写真新聞社)、「ちいさなエリオット」シリーズ(マイクロマガジン社)など、多数。
出版社からの内容紹介
大人気のしかけ絵本が新装版に!軽量化され、お出かけにも便利!
すべての画面に絵が動くスライドのしかけで、さまざまなクリスマスのできごとに夢中になれる、プレゼントにぴったりの絵本。
待ちに待ったクリスマス。
登場する動物たちの様子がスライドする仕掛けで楽しめます。
ツリーの灯りが点滅したり、そりが移動したり、サンタさんが現れたり…。
厚紙でなめらかな動き。赤ちゃんや小さいこどもでも、指を切る心配のない、安定感のある動きが特徴のしかけ絵本です。シンプルですが、動かしていると大人もはまります。
旧版ISBN:9784865491272
(内容、しかけに変更はございません。)
出版社からの内容紹介
ようかいむらにもクリスマスがやってきます。「サンタさんはくるかな? プレゼントはなにかな?」と子どもの妖怪たちは、うきうきしながらはなしています。そんな時、おとなの妖怪たちは…。サンタさんはくるのでしょうか?
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
みどころ
トナカイがサンタのそりを引くのは有名ですが、実はずっと昔、シルバーベルという名前の馬がたった一頭でそりをひいていました。
このおはなしは、どこにでもいる普通のトナカイの家族が、シルバーベルに変わってサンタのそりを引き、クリスマス・イブに世界中の空をかけめぐるようになるまでの奇跡の物語です。
それはダッシャーという名の、一頭のトナカイから始まります。ダッシャーは母親から、自由で楽しいという北極の話を聞くのが大好きでした。
「いつかここを出て、ママとパパの生まれた北極に行けますように」
そう願い続けたダッシャーは、やがてサンタクロースと出会い、自ら一生懸命働くことで道がひらけていきます。
クリスマスに望みが叶うという夢のあるストーリーと、色鮮やかなイラストがドラマチックな雰囲気を演出。気品漂う作品に仕上がっています。子どもたちへはもちろん、大切な人や自分への贈り物にもおすすめのクリスマス絵本です。
この書籍を作った人
米国ウェスタンミシガン大学在学中、英米児童文学の授業で『Ira Sleeps Over』(『アイラのおとまり』)に出会う。子どものときにこの絵本を読んだクラスメートたちが、大人になってもアイラを愛してやまない様子を目の当たりにし、絵本の力をあらためて知る。帰国後は、海外の絵本・児童書の紹介、翻訳に力を注ぐ。『家出の日』(徳間書店)で産経児童書出版文化賞入賞。翻訳絵本に『グースにあった日』(福音館書店)、『うさぎのボロリンどーこだ』(ひさかたチャイルド)などがある。
みどころ
「クリスマスまであと12日」
それぞれ学校や仕事があるねこさん家族は、ずっと大忙し。けれど、明日からクリスマス休み。さあ、特別な準備がはじまります。
「クリスマスまであと11日」
最初のお仕事は、おうちをかざること。ツリーやリースの準備やトーナメントづくりに夢中です。
「クリスマスまであと10日」
いよいよクリスマスケーキをつくるため……。
アドベントカレンダーが、そのまま絵本に! クリスマスまで、ねこさん家族と一緒にカウントダウンをしながら、クリスマスの準備を進めていきます。キッチンや街の中、畑、暖炉のある居間など、次々と変わっていく舞台の中で、オーナメントやツリー、プレゼントなどがたくさん登場します。どのページの中にも隠れている144のフラップを開けると、中には新たな絵が登場。探す楽しみと、クリスマスに近づいていくワクワクする気持ちがぎゅっとつまった一冊。
イギリスの暮らしや伝統を感じる絵とストーリーですが、大きなツリーが描かれ金の箔押しが施されている表紙はとっても華やか。石津ちひろさんによる軽快な語り口も魅力的。クリスマスの贈りものにぴったりですね。
この書籍を作った人
1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)他多数。
出版社からの内容紹介
トーベ・ヤンソンが初めて書いた童話『小さなトロールと大きな洪水』が、豪華なポップアップ絵本になりました!
ムーミンママとムーミントロールは、あたたかく過ごせる家を探して、旅をしていました。
森を抜けて魔法の庭へ行ったり、ジェットコースターにのって山を進んだり。やがて、ニョロニョロたちの船に乗せてもらって、海に出ると…?
ムーミンたちのふしぎな旅を、ポップアップで楽しめます。
この書籍を作った人
1914年フィンランドの首都ヘルシンキで生まれる。スェーデン系フェンランド人。彫刻家の父と画家の母を持つ、生まれながらの芸術家。家にはアトリエがあり、常に生活の中にアートが。そんな環境から自然と芸術家への道を歩み、はやくから挿絵画家、風刺画家、短編作家としても活躍する。 20歳の時、水彩画「黒いムーミントロール」を描き、その後ムーミンシリーズ第1作『小さなトロールと大きな洪水』を発表。以後 1945年から25年間にわたって書きつづけた「ムーミン」シリーズは世界各国で多くの読者を生み、国際アンデルセン大賞ほかかずかずの賞を受賞。その後執筆された小説も高い評価を得ている。 2001年6月27日に86歳でご逝去。ムーミンコミックスで共著もしていた弟ラルスさんも後を追うように1年も経たない内にご逝去されました。
出版社からの内容紹介
イギリスで大人気の大型迷路絵本で、楽しいクリスマスをむかえよう!公園では雪合戦、郊外ではスキーやスケートなどの冬の遊びがはじまりました。妖精たちもサンタクロースのソリにプレゼントを運び、クリスマスの準備中。にぎやかなパーティーや静かに聖夜をすごすようす、夜の空を行くサンタクロース、カラフルなクリスマス飾りなど、クリスマスの楽しみををいっぱい詰め込んだ、かわいいけど、ちょっと難しい迷路がいっぱい!
この書籍を作った人
弘前大学人文学部卒業。旅行会社勤務、雑誌のライターなどを経て翻訳者に。訳書に「ランプの精リトル・ジーニー」シリーズ(ポプラ社)、「ジュディ・モードとなかまたち」シリーズ(小峰書店)、『ノエル先生としあわせのクーポン』(講談社)、『キリエル』(あかね書房)、『ルルとブロントサウルス』(小学館)などがある。宮城県出身、東京都在住。
出版社からの内容紹介
のねずみのぐりとぐらが、雪の上の足あとをたどっていくと、自分たちの家にたどりつきました。
「おきゃくさまはだれだろう?」 大人気の「ぐりとぐら」シリーズより。
この書籍を作った人
作家。1935年札幌生まれ。東京都立高等保母学院卒業後、「みどり保育園」の主任保母になる。72年まで17年間勤めた。62年に出版した『いやいやえん』で厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞。翌年『ぐりとぐら』刊行。『子犬のロクがやってきた』で毎日出版文化賞受賞。主な著書に絵本『ぐりとぐら』シリーズ、『そらいろのたね』『ももいろのきりん』、童話『かえるのエルタ』、エッセイ『絵本と私』『本・子ども・絵本』。映画「となりのトトロ」の楽曲「さんぽ」の作詞でも知られる。2013年菊池寛賞受賞。『ぐりとぐら』は現在まで10カ国語に翻訳されている。
この書籍を作った人
1941年東京生まれ。上智大学フランス語科卒業。旧姓大村百合子。高校三年の時より童話の挿絵や絵本の仕事を多くてがけ、明るく楽しい絵で子どもたちの心を魅了している。主な作品に、実姉中川李枝子氏とのコンビで「いやいやえん」「かえるのエルタ」「おひさまはらっぱ」「ぐりとぐら」シリーズ、「なぞなぞえほん」「くまさん くまさん」、自作絵本に「そらをとんだけいこのあやとり」「やまわきゆりこのあかちゃん日記」「やまわきゆりこのデイブック」などがある。
出版社からの内容紹介
シリーズ刊行30周年を記念して限定発売!
「ミッケ!」シリーズ30周年を記念して特製おでかけトランクと『ポケット版チャレンジミッケ!4サンタクロース』をセットに限定数発売いたします!
おでかけトランクは「ミッケ!」の美しい写真が全面にプリントされたスペシャルなものです。
トランクのサイズは、横194ミリ×縦153ミリ×奥行き87ミリで、ブリキ缶製になります。
「ポケット版チャレンジミッケ!」が9冊入ります。
今後続刊される「ポケット版チャレンジミッケ!」を入れても楽しいですね。
絵本は、『ポケット版チャレンジミッケ!4サンタクロース』。
シリーズ累計956万部の大ベストセラーシリーズの中でも、人気の高いクリスマスをテーマにした絵本です。ポケット版になって、難易度も倍増、楽しさも倍増しています。
【編集担当からのおすすめ情報】
30周年を記念して作成した缶製の「おでかけトランク」は、今しか手に入らない数量限定販売です。
竹原雅子/文
木村春子/編集